ゆきがふったひ②

 そのひのあさは、とてもさむくて、ストーブがついてるはずなのにさむくて、おふとんからなかなかでられなかった。

 おやすみのひだから、ちょっとくらいいいよね、ってねてたんだ。


「ひー!! ゆきだよ。ゆきがつもってるよ!」


 おかあさんがおこしにきた。

 わたしは、「ゆき?!」ってとびおきて、まどのそとをみた。


 まっしろ……

 まっしろだあ!!


 パジャマのまま、そとにでようとして、おかあさんにわらってとめられた。


「こらこら、ふく着替きがえなさい」


 はやくはやく!!


 きがえて、おかあさんにうわぎをきせられて、マフラーとてぶくろをつけられた。


 レッツゴー!!


 

 ひゃあ!!

 つめたいっ!!

 

 バサッバサッバサッ!!

 みずあび、いや、ゆきあびだあ。

 サクッサクッサクッ!!

 ながぐつがうまっちゃう。

 バッサ〜ン!! ってとびこんだら、

 わたしのかたちにあながあくかな?


 でも、


 あれ? あれれれ……??

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