第2話
「ぎぇいあーっ」
葛原アマンドが大声を上げた。
「どうしたの」
諸見里が声を掛けると、
「ゴキブリ、ご、ご、ゴキブリ
大殺界よ」
とわっけがわからん。
「アンタに出くわしたゴキブリの方が
大殺界だわ」
と、諸見里が厳しいジャッジを下した。
「ぎえーっ、靴が片方ない、
ッ大殺界だ」
「落ち着け、葛原」
「うわーっ、風邪ひいてる、大殺界だ」
「本当?それはまあ、しかしついてない程度かも」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます