第二話【如来会議】

ここは某所にあるファミレス(ガイスト)

シバ(大日如来ビルシャナ)を含めた6人の男?が集まっていた


シバ(ビルシャナ)「では半年に一度の【如来会議】を始めます!何か意見がある方は手を上げて下さい!」


しかし…誰も手を上げず何か険悪な雰囲気が…


釈迦如来ゴータマ「あークソダルい…面倒くせい…なあ、お前らもそう思わないか?」


金髪でガタイの良い男が言い放った


薬師如来バイシャジ「ビルシャナと会ったのは帝釈天インドラと大黒天シヴァの好カードの観戦以来だが…まさか死にかけたシヴァに乗り移るとかお前は馬鹿なのか」


どうやら大学病院の医師をしているバイシャジはシバを小馬鹿にしている


シバ「バイシャジ…お前も勝手にルール破って死にかけた帝釈天インドラを蘇らせたろうがよ」


バイシャジ「まあ…俺は医者だからな、しかしこの会議では神覚転生者での名前は伏せさせて貰う、全員そのつもりで」


シバ「あの俺はシバって本名出してるし…それに勝手に仕切るなよヤブ医者!」


バイシャジ「転生せずに他人に乗り移り力を制限されてるお前が何を偉そうに」


そこで一人の貧困大学生が発言する


多宝如来プラブータ「あの…この会議何時に終わるんですか?…この後バイトがあるから手短にお願いします」


ゴータマ「大変だな、転生ガチャに外れると(笑)俺の親父は高級官僚様だぜ、いくら悪事を働いても揉み消してくれる、プラブータお前の両親不仲で色々大変らしいじゃん」


甘やかされ極悪ヤンキーに育ったゴータマはやりたい放題で手が付けられない


シバ「ゴータマお前あんまり調子に乗るなよ

それに今は不動明王アチャラと対立中らしいな、アイツは俺の化身だぞ、簡単に勝てると思うな

それと転生をガチャ呼ばわりすんじゃねえ!」


ゴータマ「ああ…悪かったな、引きこもりのソシャゲヲタでVTuberヲタの正義の「何でも屋」さん(笑)アチャラの野郎は王道ヤンキー気取りで

ムカつくから、いつかデスゲームで決着つけてやるよ」


それを遮るように黒髪のスレンダー美少女?が


阿弥陀如来アミタユース「いい加減にしなさいよ二人共、仮にも大日如来と釈迦如来と言えば仏教の最高神でしょう、それにシバ(ビルシャナ)君さあ…いきなり地上に転生しろとか転生したらデスゲーム(殺シ愛)始めろとかどうゆうつもり?まあ地上の生活楽しいけどね」


シバ「それが良く分からないんだよなぁ…地上に転生させたのは何か異変を感じたからなんだが、転生後にデスゲームやれって何か誰かに言わされた感じなんだよね…そのとき隣に喋る変なニワトリがいて…今は非常食として飼ってるけど」


ゴータマ「アミタユースよう、お前本当に男なのか…俺の31人目のセフレにならない?」


ゴータマは男の娘もイケるようだ


アミタユース「ゴータマ君は好みじゃ無いわ、私はいつも赤スパチャしてくれるシバ君が…」


シバ「え?…どうゆう意味、アミタユースに赤スパチャって?」


網田あみーた「どうも今日は久しぶりにゲーム実況やるね、アレいきなり赤スパチャが?どれどれ

シバ君からだね コメントは何時も毎日が辛いですがあみーたのゲーム実況は楽しく拝見してます!」


シバは大切な何かを失ったようだ


シバ「中身はお前やったんかい!返せよ、何が悲しくて野郎に20億以上スパチャしたんだ(泣)」


シバ「何かやる気無くしたわ、【如来会議】は今日で辞めるから…」


しかしシバを無視して連中は騒ぎだす


宝生如来ラトナ「プラブータさぁ…バイトってチャリンコで食べ物運ぶアレだろう、それより俺の転売の仕事手伝わない 人気のポ○○ンカードを偽造するだけの簡単な仕事だから、日当は5万出すからさ」


神というより悪魔のような台詞を言うラトナ


バイシャジ「下らんな…俺は帰らせて貰う、娘を迎えにいく時間だ」


シバ「そういやバイシャジは娘がいるんだっけ?

名前はなんて言うんだ?」


バイシャジ「仕方ないな…俺の地上での名前は狩屋ユウスケ、娘の名前は狩屋メイだ!良くお前の事を話題にしてるぞ」


シバ「・・・・・・・・」

 

 

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