第13話 ノトとの再会



 その後、ミレイはノトと出会い、地下の調査へと乗り出す。


「初対面で馴れ馴れしいし、自棄に疲れた顔してたし、あんたってホント変わった奴よね」

「色々あったんだ。面倒だから説明させてくれるな」

「はいはい」


 前回たどり着いた地下の場所は分かっていた。

 しかし、秘密の空間へ入り込むための鍵が必要だった。

 前のループでは、偶然落ちていた鍵を拾う事ができたが、今回もそうであるとは限らない。

 ミレイは悩んでいた。


「そうやれば鍵が手に入るんだ」

「あたしがハニートラップして、お偉いさんを骨抜きにして盗むとかどう?」


 しなおつくるノトを見つめるミレイ。


「寝言は寝て言え」

「なにそれ。むかっときた!」


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