第10話 犯人は別にいた


 爆発音を聞いて驚いた生徒たちがバタバタを急いで廊下に飛び出していく。


「リヒト様、私たちは行かないのですか?」

「えっと、先ずは周囲の確認からにしよう。

 いくらエメリアーナでもあそこまで音を立てる様な事をするとは思いたくない……

 その可能性もあるとはいえ、もしそれが違うとなればもっと禄でもない事だから」


 そう言って立ち上がり、教室の窓から周囲を見渡す。


「あー、やっぱり流れに任せて出て行かなくて正解だったみたいだよ……

 かぎ爪つけたロープをかけて屋上に登っているのが居る。何処の手の者かな」

「――――っ!? もしかして、学院への襲撃ですか!?」

「そうとしか思えないなぁ。爆発音と同時に黒ずくめの不法侵入者とか……」


 先ずは強化を、とリーエルに指示して廊下へと出る。

 もう既に人は居ない。

 廊下の窓から正門の方を見るが、数人の男に封鎖されている。


 何故かそこに生徒たちも集まってきていた。先生たちも一緒に。

 襲撃者たちに教師が指を指している様が映る。

 恐らく『なんだキミたちは!』と声を上げているのだろう。


 じ、自分たちで捕まりに行ったのかな?


 そう思う程に迅速な捕縛され術である。

 まあ、縛られてはいないけども。


「エメリアーナは……あそこには居ないね」

「あっ、誰かこっちに来ます……」


 階段を駆け上る複数人の音が聴こえ、教室の扉の陰に隠れて上がってきた者たちを確認すれば、殿下たちとエメリアーナだった。

 そのまま廊下の方へと顔を出してエメリアーナに声を掛ける。


「よかった。無事だったんだな」

「当然よ。まあ私はお姉様を探しに来ただけなんだけど……」


 恐らくは避難時に殿下と出会いエメリアーナがリーエルを探すと言い出して同行したのだろう、と彼女の嫌そうな視線が殿下一行へと向かうのを見て理解した。


 そんないつも通りの彼女に少し安堵しつつも「屋上から侵入を試みているのも居る。校舎内も注意してくれ」と二人に告げる。


「はい。あの黒ずくめの者たちには魔法を放っても?」

「勿論。何の断りも無しに起こった暴挙だ。殺していいよ。己の身を最優先に守り合おう」

「簡単でいいわね! 腕が鳴るわ!」


 そうして歩き出そうとすると殿下に止められた。


「待て! 勝手をするな! 最低でもエメリアーナ嬢には残って貰うぞ」


 外の状況を見て、危険な状況だと漸く気が付いたのだろう。

 そう言って殿下は強い視線をこちらに向ける。


「はぁ? 私、あんたの手駒じゃないんだけど……」


 普通にキレて殿下に突っかかるエメリアーナ。

 それに苛立ちを露わにする殿下。取り巻きたちは青ざめて黙り込んでいる。


 ここでぐだぐだやってるのは大変宜しくないんだけどなぁ……


 と、話が進まないので「どちらにしてもとりあえず身を隠せる場所に移ろう」と提案した。


「ふん。であれば音楽室がよかろうな。

 防音であり窓にカーテンもある。校舎の端でもあるから色々知り易かろう」


 殿下の声に頷き、階段をクリアリングして通り過ぎ小走りに走っていく。


「殿下、襲撃に心当たりは?」

「ある訳が無い、が狙いが私の可能性は存分にある……くそっ、一体誰の仕業だというのだ!」


 苛立ちで大声を上げる様な真似はやめて欲しいのだが……


「ご安心ください。リヒト様がおられるんですから」

「何故こいつが居て安心できる! お前は婚約者を騙しているのか!?」

「えーと、今そこを口論することに意味は無いかと。

 どちらにしてもご安心を。口は悪いですが、少なくとも彼女は本物ですから」


 そう言ってエメリアーナを指せば彼女もまんざらではないご様子だが、リーエルはご立腹だ。


 そうして話しながら廊下の角にある音楽室へと辿り着こうという時、道の折れた先から足音が聞こえてきた。

 誰も居ないので校内は静寂そのもの。微かな音だがしっかりと聴こえた。

 手で制して皆の足を止め、魔法の準備をする。


「ダンジョンの時の方式でいく」と小さく告げると二人は頷いた。


 その時、角の壁からこちらをクリアリングする顔が一瞬見えた。

 覆面をしていたのでもう間違いない。

 アイコンタクトをして互いにファイアーボールの発動準備に掛かる。

 溜めの時間は存分にある。魔力を使いまくって二メートルはあるファイアーボールを作り出した。


「何だその大きさは……」と呟く殿下に黙れと思いながらも敵が来るであろう曲がり角を睨む。


 何故来ない……時間をおいても準備をさせる時を与えるだけだろ?

 彼らにとってここが敵陣の本丸な筈。

 出てくるタイミングをここまで遅らせる意味は……まさか!?


「エメリアーナ、近くの教室を軽く見てきてくれるか。確認するだけでいい」


 不安になり、エメリアーナに大至急で教室のクリアリングを頼む。

 すっと戸を開けた瞬間、覆面男の顔が見えて互いに驚いた様子を見せたが、直ぐにエメリアーナが顔面にパンチを叩き込み走って追い打ちに動く。


「複数いる可能性を忘れるなよ!?」

「いいからあんたは黙ってそっち!」


 声を上げたからか、前方からも走ってくる。

 それに合わせて道を塞ぐようにリーエルが先に撃つ。


 その着弾に合わせて僕もファイアーボールを撃ってウォーターウォールを発動待機させる。

 水は多少は向こう側が見えるし速ければ速いほど抵抗を受ける。

 多少でも時間を稼げれば次弾の魔法も構築できる。

 初弾が防がれても何の抵抗もできず終わる事は無い。そう思って僕の撃ったファイアーボールの炎が消える瞬間目を凝らす。


 っ!? 

 来てる!!


 エメリアーナも戻らないという事はあっちは複数だよな……


 水越しに人が近づくのが見え、まだ終わってない事を知り声を上げる。


「リーエル、火は防がれる! キミは他の魔法でエメリアーナの援護! こっちは僕がやる!」

「は、はい!」


 そう思いロックバレットを発動待機させた瞬間、敵がウォーターウォールに手を差し込む。

 そして突き抜けた手で魔法を組み始めた。


 これはまずい。

 至近距離での攻撃魔法は完全な相殺が難しい。

 切り札を切れば僕は避けられるが後ろには殿下たちがいる。

 もし生き残られて証言されたら厄介だ。


 これは防ぐ方向で行かないと収まりが悪いな……


 とウォーターウォールを解除しつつ開発した魔力を散らす魔法を組み上げた。

 コンマ何秒かが勝敗を制す状況。一刻も早く組み上げなければと球体を瞬時に作り上げるが、もう既に敵の魔法は撃たれていた。


「「「うわぁぁぁぁぁ!!!」」」と皇太子殿下ご一行が迫る火の玉に叫び声を上げ尻餅をついている。


 巨大な火の玉が今度はこっちに向かって飛んできているのだから叫びたい気持ちもわかるが、こっちはガチで集中しているってのに……乱さないでくれ。


 そう思いつつも魔法を起動した瞬間、炎が抉られた様に切り取られ、パッと消えた。

 攻撃魔法に使うのは初めてで異常な現象に自らも驚いてしまうが、それを考えている場合ではない。

 間髪入れずに起動待機で残して置いたロックバレットを打ち込む。


「うがっ!!」と声を上げて後ろに転がる黒ずくめの男。


 その男の肩に鋭利な岩が刺さっているのが見えた。

 どうやら有効だったらしい。


 こういう手合いは生きている限り襲ってくる。迅速に仕留めるべきだと続けてロックバレットを撃てばそれも突き刺さり動かなくなった。


「エメリアーナ、そっちは!?」


「平気、もう終わったとこ」と出て来た彼女は肩から血を流していた。


「――っ!? 平気じゃないだろうが!! リーエルは!?」

「私は問題ありません」


 傷一つないリーエルに安心しつつ、出て来た教室へとエメリアーナを再度引き込み、回復魔法を使う。


「回復魔法は秘密にしたい。理由は言ってあるよな。傷が治ってない振りをして欲しい。

 掠り傷程度だったと言ってくれ。いいか?」


「ならいいわよ。終わった後で……」と、怒鳴ってしまったからか何やらいじけて居る。


「傷ついてほしくなかったんだよ。武器もないのに無茶だった。ごめんな」

「もう、仕方ないわね……」


 突然素直になった彼女を治療しながら周囲を見渡すと黒ずくめの男が四人も倒れていた。


「お前、四人も相手にしてたのか?」

「一人はお姉様が倒したのよ。魔法で足も止めて貰ったのにこのざま。情けないわね」

「いや、凄いから。僕たちの命を救ったんだから胸を張ってくれ」

「もう……怒ったり褒めたり、勝手ね」


 何故か大人しいエメリアーナ。

 そんな彼女と教室を出れば、三人の姿が無かった。


「あれ、殿下たちは?」

「何も言わずに音楽室へと走っていきました」


 まあ、あの様子だったから居ても邪魔なだけだけど……

 勝手に居なくなったなら仮に死んでも子供で護衛でもない僕らの所為にはならんしいいか。

 とはいえ、この先エメリアーナがきっと誰かを殴るだろうから恩は売っておきたい。

 結局僕らも切り抜ける必要がある。

 全力で守らなければそれほどコストは変わらない、と考えるとお得ではあるのだし……


 仕方ない。

 僕らも行くか。


 これだけの音を立てたんだからすぐに次が来ると思うけど、戦略を練る時間も欲しい。

 そう思い音楽室に入り扉を閉める。


「武器はある?」とエメリアーナに問うと「これだけ」とナイフを出した。


 敵が持っていたのを奪ったとエメリアーナは言う。


「そっか。エメリアーナは剣士なのに武器も無かったよな。

 それで四人も相手にさせたのか。僕は指揮官失格だな」


 複数いる可能性を示唆しておきながら……

 リーエルだけじゃなく全員で教室に入って援護し合えば良かったんだ。

 そうすれば切り札を切るべきだったと判断がついた。


「間違ってないわよ。敵の伏兵を見抜いたのも、お姉様が来たタイミングも最適だった」

「はい。リヒト様も敵をお一人で倒したのですから、誇ってくださいまし」


 そうだな。ここで嘆いていても仕方ない。

 とりあえず、ここに居る面子だけでも無事に終わらせなきゃ。


「とりあえず、出来る限り不意打ちしたい。奥に隠れよう」

「そうですね。それでも大人数で来られたら厳しそうですが……」

「その時は僕が何とかするよ。愛の力で秘められた力を解放するとかしてさ」


 悲観しても仕方ない。

 パフォーマンスが落ちるだけだ。


 と茶化した事を言えばリーエルが「リヒト様……素敵」と感動した様を見せている。


 その時、音楽室の最奥の楽器の管理室に辿り付くと、ガタガタっと音がした。


「いや殿下、隠れてても音立てたらバレますよ?」

「私ではない!! そっちは無事なのか?」

「五人仕留めましたが、武器がありませんので未だ厳しい状況かと」


「なにっ!?」と殿下ご一行の顔に光が灯る。


「いやいや、こんな所を正面から襲撃するくらいですから少なく見積もっても四十は用意している筈ですからね?

 それにただの拉致じゃない気がします。これほど派手にやるという事は力の誇示の可能性も」


 こいつらは悲観したまま静かにしててほしいと恐怖を煽っておく。


「ど、どういうことだ!?」

「殿下の拉致だけでいいならもっと隠密行動で済んだ話だとは思いませんか? 

 明らかに隠す気が無いのですから国と全面戦争になっても構わないという姿勢ですよね」


 そう。状況的におかしいのだ。

 恐らくは陰で殿下を守る護衛は処されたのだろう。

 最初の爆発音がその戦闘でだと思われる。

 でなければ助けに来ている筈だ。


 そのくらいに強いのであれば態々生徒たちを取り押さえる必要など無い。


「まさか、他国の侵略か……?」

「確かに貴族の子女らを拉致って人質にするという線も一応は考えられます。

 ただ、表の生徒を全員生かしていますが大人数を国外まで連れ出すとなると現実的じゃない。

 国内組織だとしても、ここまで派手にやればどんな立場であれ国を挙げての指名手配ですし。

 他国の組織であったとしても、これだけの人員がある組織ならば当たりは付けられますから流石にバレる可能性の方が大きいと思われます。

 どちらにしても賊ですのでリスクはそれほど変わりません。

 そう考えると今一つ繋がりませんね……」


「のんきに分析をしている場合か!?」と侯爵令息が憤って居るが、別にのんきなことは一つも言っていない。

 目的を分析してどう動くかを選択せねばならない時だ。


「リーエルはどう思う?」

「虐殺目的じゃないのが救いですが、待ってるのがダメとなると……

 立て籠もるのが愚策ならルートを選出して一点突破するくらいしか考えつきません」


 うーん、もし国に連絡がいっていても兵が動きこちらに着くまでは数時間はかかるだろう。

 そうなるとリーエルの言葉を採用したいところだが……


「普通に考えてこれほどの組織なら隠れて移動できるルートは押さえてるよね……

 不意打ちが怖いな。何処から攻撃されるかわからないんじゃ流石に防ぎきる自信がない」


 殿下の護衛に付くほどの実力者も恐らくは不意打ちでやられたのだろう。

 それほどに怖いのだ。不意打ちというものは。


「じゃあ逆に見えている正面を突破しちゃう?」とエメリアーナが悪い笑顔で言う。


「馬鹿な! 敵から丸見えではないか!」

「態々捕まりに行ってどうする!」

「本当に頭が足りないな。もう少し考えろと言ってやれグランデ……」


 おい、そこの名も知らぬ伯爵令息よ……お前に指図される云われは無い!


 確かに、一点を突破するだけなら可能性は高いな。

 流石に殿下の拉致が主な目的だろうから、突入班の方がメイン戦力の可能性が高い。

 さっきのより弱いと仮定すると武器があればエメリアーナなら切り札を切った僕の援護さえあればあそこの十数人は倒せるだろう。

 もし包囲が大きく削られれば恐らく恐慌状態の生徒たちが流れ出る筈。

 殿下の位置を知らせない様に紛れれば大人数で襲われる可能性は減るだろう。


 あれ……あそこの奴らを蹴散らせるならそんなに悪くなくないか?

 突然不意打ちをされるリスクを考えると敵が見えているってのは重要だものな。


 窓から外を見れば、座らされているものの拘束されている様子も無い。

 流石にここで一人一人縛ってなんて時間は掛けられないのだろう。

 恐らくは包囲を崩さず自由に動ける人数は少ないのだと思われる。


「よし、それでいってみよう」


「正気か!?」と目を見張る殿下。


「正気を疑うならこのまま隠れていていいですよ。僕らは行くので」


 正直彼らが居ない方が危険は減るわけだし……


「いや、しかし……」

「あんた、みみっちいわね。私たちは敵の正面に出て命懸けで戦うって言ってんの。

 別に尻尾撒いて隠れてたっていいのよ。どっちを選ぶも自分次第。何か文句ある?」

「……わかった。行こう」


 来るのかぁ……

 まあ、仕方ないわな。


「先ずは学院長室へと行こう。ここから近いし、あそこには確か刃のある武器が飾られてた筈」

「あら、気が利くじゃない。流石リヒトね?」

「んもぉ、リヒト様だと言っているでしょう?」


 随分気が抜けてしまっているが、ガチガチになっているよりは余程いい。

 しっかりとクリアリングして迅速に行こう。 


 そう思い、僕が先導して一つ一つしっかりと視界を確保してから小走りに進む。

 音楽室から階段を降りてすぐの所に職員室と学院長室がある。

 降りてしまえば直ぐだ、と一番奥まった学院長室へと走って移動して中へと入った。


「よかった。ちゃんとあった」と、壁に飾られている剣を見てホッと息を吐く。


「私、これでいい?」と、綺麗で細めな長剣を選んだエメリアーナに「私は剣を使えませんので」とこちらを見るリーエル。


「では私はこれだな」と、残り一本の大剣を選んだ殿下。


 ビビって戦えなかったのに何で自分のだと思う……面白いほどの愚かしさだな。

 そう思っていると「馬鹿じゃないの!」とエメリアーナが大剣を取り上げてこちらに投げる。


「戦わない奴が持ってて何の意味があるのよ。意味も無く足引っ張って楽しい?」

「と、時が来れば戦える!」


 その時はもうとっくに来てるんだけど……

 まあ、無駄な問答も無しに武器は渡されたからいいけども。


 正直剣なんて殆ど持ったことも無いのだが、敵の攻撃を受ける物すら無いというのは問題だったからよかった。


「ねぇ、本当に正面から突っ込んでいいの?」 

「自分に来る敵が捌けそうな数かはしっかり見ろよ?」

「私は近接は無理なので魔法で援護しますね」


「いや、リーエルは攻撃よりも走り抜けることに集中してくれ」と言葉を返せば「えっ」と彼女は動きを止める。


「走りながらの魔法はまだ無理だろ。包囲を抜けやすい位置取りを優先してくれ。

 エメリアーナが武器を持って本気を出す以上、足並みを揃えるのは無理だ。

 魔法は足を止めるしかなくなった時だけでいい」

「あっ……わかりました」


 少ししょげているが、大丈夫だと手を引き正面玄関へと移動した。

 下駄箱や壁を利用して生徒たちを捕えている者たちに目を向ければ、何やら揉めてる様が見えた。

 

 はっきりとは聴こえないが想像は付く。

 包囲は崩せないが仲間が返って来ない。早く移動しなければいけない。

 そこら辺の話だろう。


 ただ、やはり生徒たちを移動させる足は見当たらない。

 本当に殿下だけが狙いだったのだろうか……


 そんな事を思いつつも、機を伺って居ればエメリアーナが「行くわよ」と小さく声を上げた。

 確かに、これだけ正面から特攻するんだ。

 機を伺うも何もないか。


「ああ。間に入り、数人を引き留める程度の壁にはなる。その間に切り裂いてくれ」

「ふふ、あなたの指示、わかり易くて好きよ」


 そう言って淫らに笑うエメリアーナは本当に綺麗だった。

 僕の婚約者が嫉妬しちゃうくらいに。


 そんな彼女に続いて『人の婚約者になんて顔を向けているんだ』と言いたげなリーエルの手を取り、僕らは死地へと走り出した。


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