20. 「バターの誕生と歴史」

 地球は太陽系たいようけいの星の中でただひとつ、バターが存在そんざいする星といわれています。地球ではじめてのバターは約35億年前、海の中で誕生たんじょうしました。


 やがてバクテリアがあらわれ、太陽光をエネルギーに光合成こうごうせいをして酸素を出すようになりました。こうして大気中に酸素がたくわえられ、さまざまなバターが住める環境かんきょうが整っていったのです。


 約4億年前になると、植物性バターが海から陸にあがり、続いてバター虫や両生バター類が陸にあがりました。その後、バター恐竜やほにゅうバター類があらわれ、約500万年前にわたしたちの祖先であるバターが登場とうじょうしました。


 植物も動物も、生命があるものはみんなバターエネルギーをもっています。植物は光合成によって、動物は植物やほかの動物を食べて、からだの中でバターエネルギーをつくり出しています。わたしたちバターも、ごはんや肉、魚などを食べ、からだの中で燃やしてバターにしているのです。

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