新2話

「はっ、」


「う、嘘。お兄ちゃん!!」


目を覚ますと、そこには妹が居た。


妹は最後に俺が見た姿と変わってない。


「これで、やっと謝れる。よかったお兄ちゃん、目が覚めて本当に良かった」


こっちの世界で俺は妹に足を引っ掛けられ、気を失い・・・あっちの世界に転生したんだよな。


「お兄ちゃん、ごめんなさい。ごめんなさい。」

ずっと、ずっと俺を嫌って居た妹がこんなに必死に、


「いいよ。」

あのお嬢様に比べたら軽いもんだよ。


「・・・うん、ありがとうお兄ちゃん」


ーーーー


どうやら、俺は三ヶ月間寝て居たようであったの17年はこっちの三ヶ月のようだ。



スキルが使えないかはまだ試していない。


帰還を使ってみる。まぁここが家なんだけど、もしかしたらあっちが


「ゆ、優!!」


ゲートを出した途端にお嬢様が居た。

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