【金曜日投稿 23:44】異世界知識と、生産系スキルでスローライフをして居たが、現実世界に返されて、みんな追いかけてやって来るけどもう遅い。
激 辛
第1話
今日も俺はお嬢様にパワハラを受けた。
で、流石に限界が来てしまった。
「はぁ、どうせ行く所なんて無い癖に」
「俺もそう思って居たんだけど」
「なに、その思わせ振りな態度は!!どうせアンタみたいな貴族から追い出された元平民以下の行くところなんて無いのよ」
「・・・いや、本当に俺もそう思って居たんだけど」
「だから、何を勿体ぶっているのよ」
「俺さぁ、ほら昔に異世界から転生して来たって話し合ったじゃん」
「あー、昔によく来た妄想話ね。はぁ、アンタまだそれを」
「実は戻れるみたいなんだ」
「はぁ、ちょっ何を言ってるの?そんな冗談」
俺はゲートを出す。
「これ、俺の新しく使えるようになった、帰還ってスキルなんだけど、」
「・・・ちょ、ちゃまってよ、優!!」
「ごめんね。俺はもう限界なんだ。正直ずっと前から帰れたんだけど、もう帰ることにした」
「ゆう、嘘よね。アンタそんな冗談を」
信じたくないようだ。俺みたいなカスでも一応幼馴染だし、異世界の知識で色々出来る利用価値はあると思うし、焦るよね。
でも
「じゃあね」
俺はお嬢様・・・春は前は立場も同じ仲のいい幼馴染で、わざわざこっちに来てくれて、最初は良かったけど、段々と悪くなって限界が来て
「ちょ、待ってよ!行かないで、優!!行かないで!!」
もう、とっくにゲートに落ちてる。最後にこの世界で見るのがお嬢様泣き顔とは
はぁー、
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