15.こだわってることは?

 読んでいる人がついていけないような超展開にはならないようには、しているつもりですが、どうでしょう?

 あとは心理描写、行動の描写を丁寧に。

 風景描写も入れるようにしています。ラノベにおいて風景描写はあまり重要視されていないのですが、景色が見える作品が好きなので。

 私の作品を読んで、主人公が見ているだろう風景が、ちゃんと皆さんの脳内に広がっていたら嬉しいなぁ。


「この手を離さない」でこだわったのは、海外翻訳作品ぽい雰囲気を出すことでした。なんでそこにこだわる!?

 いや、もともとこの作品は私の「海外のヒストリカルロマンスっていいよね。でも読みにくいよね~。歴史や文化を知らないとよくわからないし」からの「ハッ。異世界を舞台にしたヒストリカルロマンスっぽい話を私が書けばいいんじゃない!?」という思い付きからスタートしています。異世界を舞台にしたヒストリカルロマンスって、異世界恋愛っていうんよ……。

 でもイメージしていたのは、「愁いを帯びた女性+背景に広がる美しい風景」という、ミラブックスやライムブックスのような表紙の世界。

 翻訳作品らしく笑、くどい書き方をしていたのですが途中からそれもどうでもよくなっていろいろ雰囲気が崩壊していった覚えがあります。ラストなんて何をまとめに書けばいいのかわからんとパニックになっていました。イヴェさんの独白はスペース入れると一万字あります。長すぎる。


「黒衣の将軍と竜神の花嫁」は、ハイファンタジーの雰囲気を出そうと頑張りました。冒頭部分はナウシカのイメージです。突然、異国の武人が集団でやってきたり、その人に飛び掛かっていったりね。

 ハイファンタジーの雰囲気が強すぎて、公募では恋愛モノとして認識してもらえない悲しみ。やっぱノーマルなヒストリカルロマンスの需要が高いのよね……令嬢ものがね……。

 ハイファンタジー最高!


 今後もこだわりを持った作品を作りたいです。言うのは自由だし無料だし。



 

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