03.好きなシチュエーションは?
なんだろう。
現代ものだと日常のやり取り。
異世界ものだと、相手を想って一人で喜怒哀楽忙しいモノローグ。
これ、シチュエーションの説明じゃないな?
書いていてテンション上がるのは、ヒーローがヒロインのために奮闘するところ、愛を愛を乞うところ。このシーンのために長々と書いてきたんだ私は! という気持ちなので、やはりテンションが高まりますよね。※スタートがTLなので、ヒロインの相手役の男性をヒーローと言っちゃう族に属しております。
無理強いというのは私が好きではないので、ヒーローはなんとかヒロインを口説き落としてほしい。落とせなくて悶々としている姿はおいしい。
だからこれ、シチュエーションの説明じゃないな…?
いくつか書いてみて、個人的に書きやすいなと思うのは、女性の身分が男性より少しだけ高い場合。
秘書官×公爵令嬢 とか。
軍人×侯爵令嬢 とか。
このパターンなら私は姫と騎士も好きなはずだ……! 書いたことないけど。
なぜかというと、男性の身分のほうが高いと、いくらでも女性を言いなりにできるんですよ。たとえば王子様と没落令嬢。権威をかさに女の子を意のままにするなんて、それなんてハラスメント。
いやなものはいやだとガツンと言い切って、かつ、男性側から報復(?)されない強い立場にあるほうが、私はキャラクターを動かしやすいようです。
これだとヒロインはなかなか本音も言えないし、弱音もはけないし、弱っている姿も見せたくないし、矜持を持って行動しないといけないし、苦悩と葛藤のオンパレードです。ヒーロー側もなかなか手を出しにくいですしね。そこをがんばって口説くんですよ! これは! 高まる!
ヒロインが不意に見せる弱い姿にヒーローががつんとやられて落ちていくのもおいしいし、ヒーローが思いがけず頼りになったり、文字通りヒーローとして助けにきてくれたりするのもいいよね。このシーン絶対イラスト映えする! 誰か描いて! その前に作品を書け!
というわけで、おすすめの「姫と騎士」パターンがありましたこそっと教えてくださいませ。
あ、陽気な秘書官とプライドの高い公爵令嬢、無口かつむっつりな軍人と気の強い侯爵令嬢の組み合わせはもうやりました。
軍人×侯爵令嬢はこちらでございます。隙あらば宣伝。
「この手を離さない」
https://kakuyomu.jp/works/16817330660261713406
ところで、これ、本当に、シチュエーションの話じゃないよね……?
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