第1話 チートをもらう
「ごめんなさい!!」
周りは白い空間で床(地面?)に頭をつける白銀の髪の女性。
うん、どう言う状況?
「あの〜すいません」
「ここはどこですか?」
聞いてみると、頭を下げていた女性が顔を上げる。
めっっっちゃっっ美人!
目はサファイアの様に青く、背中にまで伸びる白銀の髪、顔なんかそれだけで大金を稼げそうな程美形、体なんかスレンダーでいながら出る所は出てて、引っ込む所なんかは引っ込む、まさに理想だな。
そんな女性から
「ここは神界です」
神界?
神様の世界って事ですか?
「その通りです」
じゃああなたは女神様ですか?
「はい、レイナというます」
それで俺は、なんでこんな所にいるんですか?
「実は、本来あなたは死ぬはずではなかったのですが、こちらの手違いで死んでしまいました」
手違い?
「え〜とですね、寝ぼけてあなたを殺しちゃいました!」テヘッ
あ!?
「ごめんなさいふざけました」
再び頭を下げるレイナ。
「お詫びと言ってはなんですけど、あなたを異世界に転生させようと思います」
異世界?
「はい、簡単に言ってしまえば剣と魔法の世界です」
剣と魔法ってなかなかそそられる話だけど、平和な日本で住んでた俺が行っても、すぐ死ぬ未来しか見えないんだけど。
「なのであなたには、何か1つ特別な力を授けようと思います」
特別な力?
「はい、何か望む力は有りませんか」
金が欲しい!それも無限に手に入るやつ!
「わかりました。それでは、あなたを異世界に送りますね」
あっ!ちょっと待ってほしんだけど。できればお祖父ちゃんに、伝えたいことがあるんですけといいですか?
「かまいません」
今まで育ててくれてありがとう。俺は幸せだったよって伝えてください。
「わかりました。ちゃんと伝えておきます。」
お願いします
そして、俺の体が輝き出して、レイナが一言。
「あなたに祝福が在らんことを」
そして俺の意識はまた再び消えた。
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