第7話 金曜11月17日

「雨だ。」

面倒だが傘を持つ


朝・高3部員に集合がかかる

”放課後部室へ集合“


部員Eが「塾だ。無理」

部員Tも「塾」

JもKもAもハモり「塾だ。」


「そっか。でれる部員だけいい

伝言を残す」

マネージャーが立ち去る


部員AとKの声

「塾じゃないけどさ」

聞こえなかったことにする僕


放課後”さて、どうしようか“

悪ぶるつもりはない

が・悪魔がささやく

「帰ろうぜ」


1限目授業が頭に入ってこない

2限目3限目4限目


「学食行こうぜ。」

友人Bが誘う

「今日は何にするんだ?」

「決めてない。

お前と同じにする。」

「そっかー」

トレーを持ち友人Bの後に続く


カウンターから

「はい。カレー。大盛り」

「ドーン」皿の音。

渡したのはヌコだった。


「ヌコ学食で何してるんだ。調理の真似か。」

ニヤッと笑いヌコが言う

「どうでもいいことは考えずカレーでいい。

放課後の部室行は自分で決めろ。

地球人は時に選択を誤ってしまう。

いや、すまん。伝え方が傲慢だな。

訂正する。」


「ヌコ、やけに素直だな。」

「もうすぐ地球を離れる」

「そっか•••」


友人Bが「席空いたぜ。行こうぜ。」

「あー」

雨の日嫌いじゃない







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