第4話 新たな眷族と公開に向けて

新たに生まれて来たのは髪をビシッと後ろに撫でつけ黒の髪に白のメッシュが入った少し渋めの男だ。せは180cmほどでスーツを着こなしている。そして背中にはユキとは違うタイプの羽が生えている。どちらかと言うとコウモリの羽のようだ。


「初めまして僕は樹。」

「これはこれは始めまして我が主よ。樹様でございますね。」

「さっそくだけど、アプリで君の能力を見させてもらうよ。」


【名前】

【種族】吸血鬼

【個体特性】情報伝達

【スキル】分裂·催眠魔法·血鬼術


「この情報伝達というのは?」

「この情報伝達ですと【スキル】の分裂を使用したさい我が分身とも言えるコウモリが出来るのですが、そのコウモリを使い離れた相手とも意思の疎通が図れるのだ」

「おー!欲しかった能力とぴったりだよ!でもこれ、ということはもしかして普通の吸血鬼だと分裂しても意思の疎通は出来ないんだね?」

「うむ。通常の吸血鬼だと、あくまで見聞きした事を分裂後、本体にもどってからでないと伝えることができぬ。」

「めちゃくちゃ便利じゃん!ユキの真実の眼と合わせるととんでもないね。」

「たしかに私の真実の眼と合わせたら、情報戦で負けることはございませんね。」


なるほどこれは僕の願ったとおり、いやそれ以上の能力だ。ほかのスキルも気になるがそれよりも、名前をつけなくちゃだ。


「おっと、名前をつけなければだね」

「是非我が主に名前を頂けたらと思う。」

「うーん、アルカードはどう?」

「アルカード、うむうむ。これより我はアルカードと名乗りましょう。」

「それと、ここに居るのが天使のユキだ。」

「ユキさんか。我はアルカードと申します。同輩としてこれからよろしく頼もう。」

「ユキです。私こそこれからよろしくお願いしますね。」


良かった。2人ともにこやかに挨拶していてほっとする。もし喧嘩とかされたらたまったものではない。


「アルカード、催眠魔法と血鬼術について教えてもらってもいいかい?」

「勿論。催眠魔法は相手を意のままに操ることができるぞ。」

「相手の交渉のさいに活躍しそうだね。」

「私の真実の眼では嘘などを見破ることしか出来ませんが、アルカードさんの催眠魔法でしたら相手の本音を喋らせたり、分裂とあわせて暗躍したりと幅が広いですね。」

「うんそうだね。だけどユキの真実の眼もとんでもないんだから、ユキもアルカードも頼りにしているよ。」


「残りの血鬼術は、やはり血で戦うのかい?」

「その通り。自分の血、はたまた相手の血を使える。そして血を固めて剣や盾にすることも、相手に血を少量ずつ弾丸のように撃ち出すことができるのだ。」

「とんでもないね。相手からしたら厄介だね。」


よし、攻撃手段もあるし欲しかった情報共有の要である情報伝達なんてのも手に入った。他のダンジョンマスターがどんな眷族を生み出すかは知らないが、攻撃の威力や防御力で負けることはあっても情報戦じゃ負けないに違いない。いくら他のダンジョンマスターと争うことがないと言っても見下され舐められないようにしないと。それに他のダンジョンマスターが地球の国になにをするかは分からないから、アルカードの情報伝達は渡りに船だ。ダンジョン運営や地球の国とのやりとりが楽になるだろう。


「ははは」

「樹様どうしたのですか?」

「いや何、ユキとアルカードのおかげでこの先他のダンジョンマスターだったり地球の国とのやりとりが楽になると思うと嬉しくてね。」

「我も我が主のお役に立てることを嬉しく思うぞ。」

「期待してるよ。それじゃ、ダンジョン公開まで3日あるし、他に出来ることをしちゃおうか。あ、そうだ、アルカード」

「なにか?」

「僕とユキでダンジョンに国を1つずつ造ったんだが、アルカードもやってみるかい?」

「む、良いので?」

「勿論!」


と言う事でアルカードも国を造ることになった。出来てから僕とユキは見せて貰う事にして、それまではユキと2人で人里離れた所に出る強めの魔物を造るつもりだ。2人で適当に何体か造ってからその後は実際に出来た国や街を見て周り実装に向けて調整した。


そんなことをして時間を潰しているとアルカードから分裂したコウモリが飛んできて国が出来たと教えてくれた。


「アルカードのコウモリと情報伝達は良いね。時間もかからずやりとりが出来るなんて楽で良いよ。」

「そうですね。私が樹様を守護し、アルカードさんが情報を集めてもらうと出来る事が増えましたね。」

「うんうん!攻撃手段は少ないかもしれないけどそれも気にならないし本当に頼りになるよ。」


2人で話ながら拠点に戻るとアルカードが「おかえりなさいませ」と出迎えてくれた。まるで出来る執事のようだ。アルカードの渋い見た目も相まって似合っている。


「早速アルカードの国を確認しよう」

「はい。たいした国ではないが是非ご覧あれ。」


アルカードの造った国を見ようとすると中々見つからない。あれ?と思って居るとアルカードが「こちらでございます。」と広く跨がる山脈の中の森を指差した。


「え、ここ?」

「はい。」

「どれどれ、……エルフ?」

「うむエルフであるな。」

「まさかエルフとは思わなかった。それで森の中なんだね。」

「うむ。樹様とユキさんは人の国だったので、それならば人とは違うエルフにしたのだ。」

「なるほど良いね。ユキはどう思う?。」

「ただいまアルカードさんが言った通り私と樹様は普通の人族の国にしましたからバリエーションが増えて良いとかと。」

「たしかに。」


エルフ達に付けられたスキルを見ると【植物魔法】【弓術】【風読み】【歩行術】と森や山々で生活するのに最適なものや定番の【剣術】など他にもいくつかの魔法があった。


「うんうん良いね。」

「ありがとうございます。」

「これでこれからダンジョンを公開してから順々二国を増やしてもっと充実させていこう。」

「もっと国を増やしてよ良いのでは?」

「たしかにそうかと思ったんだけど、どうせ人里離れたところには国の周辺より強力な魔物がいるから、地球の人々もすぐには他の国があっても行けないだろうし。」


最初は僕ももっと色々な国を造ろうかと思ったが、それだと後々もっとこういう国を造れば良かったと後悔しそうなのでやめた。それよりもいざ公開されてからそれに合わせて造れば問題無いかなと考えたのだ。


それからアルカードの造った国の離れた位置にも強力な魔物を作りその日を終えた。残り2日となりユキとアルカードにはそれまでゆっくりしようと言うことで拠点でまったりしてもらった。2人は遠慮していたがどうせ公開される直前には地球の国とのやりとりをするつもりだし、公開直後は忙しくなるのでそれまでのお休みとしたのである。


僕はと言えばどんな鉱物や植物をダンジョンアプリを使って調べたり、はたまた石油以外のエネルギー革命と言えるようなものは無いかとあれこれしたりしていた。ダンジョンの造り方以外にも、こういう取得出来るアイテムだったりを詳しく知れるような手段があれば良いけど上手いこといかない。


そんなことして公開まで残り1日、丁度24時間後に公開されるタイミングで地球の全ての人々の頭に直接という形で管理者から声が届いた。


「明日地球にダンジョンが出来るよ!やったね!どこに出来るかはお楽しみだよー!そうそう!ダンジョンの創造主、ダンジョンマスターは全部で6人いるよー!どこの国の人なのかな!皆楽しみにしててねー!」


なんて能天気な声が響いた。最初は皆空耳か何かかと思ったが世界中の人々が同時にその言葉を聞いたとあって騒ぎになった。


TVで特集をしている。先程の管理者からのメッセージについてだ。アナウンサーがあれは何かと、集団催眠のようなものか。ダンジョンとは?ダンジョンマスターとは?もし本当だとしたらそれは一体何なのか。ゲームやアニメであるあのダンジョンなのか、そんなことを言っている。


さて、アルカードに頼んで日本の首相官邸でどんなやり取りがされているのか調べて貰った。するとやはりアナウンサーと同じような事になっているらしい。


「んーいよいよ僕の出番かな?」


呟くとユキが「直接行かれるのですか?」とキョトンとしながら聞いてきた。


「え、まずいかな?」

「アルカードさんに行ってもらうのがよろしいのではないかと思います。能力的にも向いていますし。怪しまれて取り押さえられそうになってもアルカードさんならただの人間に負けることなどありえませんから。」

「うむ。主が行くより我が行ったほうがよいと思う。」

「あ、そっか、それじゃアルカードに頼もう。コウモリをこっちに残して首相官邸に行って貰えるかな」

「お任せを。」


そう言ってアルカードはコウモリを一匹出して、このコウモリを総理官邸に向かわせた。


「あれ、本人は行かないの?」

「コウモリを一匹出して首相官邸に着いたところでそのコウモリを媒介に我が本体があちらへ行くのだ。」

「瞬間移動みたいだね。」

「コウモリを向かわせないといけないのが玉に瑕であるが。」

「全然良いじゃない。それならこの先道中の危険も回避出来るし。」

「そうであるな。」

「ユキはアルカード本体が向こうへ行ったらこっちに残したコウモリを通して真実の眼を使って有利に勧められるように頼むね?」

「はい。私とアルカードさんにお任せ下さい。」


しばらくしてアルカードの本体が首相官邸にむかった。ついてすぐにコウモリからあちらの様子が伝わる。アルカードが突如現れたことで混乱の極みのようだ。


アルカードにはダンジョンの入口をどこに設置するか伝えるように行ってある。因みに場所は東京に2箇所、そしてあとは全国各地の中から適当に選んだ10箇所にした。様子を見てからどこかに増やすつもりでは居る。


アルカードがそれを伝えると相手は何やら言ったり、はたまた叫んでいる者もいる。そこでアルカードには「設置する場所を伝えたら戻って来るように。」と伝えた。アルカードからもユキからも「これだけで良いのか?」というような事を聞かれたがこれだけ混乱の中にあっては話も何もあったものじゃないと伝える。


少ししてからアルカードが戻って来た。行きに比べて帰りは残したコウモリを通じて一瞬だ。それを見てまた首相官邸が騒がしくなったようだが放っておこう。


「樹様、我は他の国にも行ったほうが良いであろうか?」

「いや、さすがに他の国には距離があるし時間もないからやめておこう。そのかわり大使館に行って貰おうかな?」

「大使館ですね。どちらの大使館へ向かいましょうか。」

「んー……どうしよう?」


言うとユキとアルカードが顔を見合わせる。ややあってユキが「いっそ放置で良いのでは?」と言いだした。放置って、良いのかそれは?するとユキ曰く「日本だけでもあの有り様なのに他国まで相手していたらキリがない」、と。それならばいっそ徐々にで良いのではないかとのこと。


「それもそうだね日本の入口が出来る場所や出来ない国が何か騒ぐかもしれないけど今は放っておこう。それに、僕いがのダンジョンマスターが何処に入口を設置するかわからないからね。」

「はい。それでは明日の公開を楽しみにしましょう。」

「であるな」


ということで結局後はそのうちということになった。1番に巻き込まれる事が決定した日本には悪いけど頑張ってもらおう。


と、そこで僕は大事なことを思いだした。ダンジョンマスターとその配下同士は戦うことが出来ない。が、ダンジョンマスターは地球の国々に攻撃することが出来る。となると、僕は明日から日本に入口を設置するけど、他の国ダンジョンマスターが日本に設置したり、攻撃した場合どうすればいいのだろうか。


ユキとアルカードがどうしたのかと言うような顔をしていたので僕の懸念を伝えた。もしも日本に僕以外のダンジョンの入口が出来たら考えれば良いのでは、と。それでは遅いのじゃないかと思ったがユキやアルカードからするとむしろそうなってからじゃないと対処のしようが無いのではないかと。確かにそうかもしれない。


「まあ公開してからは暫く地球も混乱するね。大混乱だ。」

「はい。ですが今までは無かったダンジョンなんてものがいきなり出来るので仕方ないのかと思いますよ。」

「ユキさんの言う通りだな」

「じゃ、行き当たりばったりではあるけど公開されるまで大人しくしておこうかな。あ、そうだ、アルカードは首相官邸にコウモリ1匹だけ置いてしばらく様子見てもらいたいんだけど良いかな?」

「大丈夫であるな。任せよ。」

「よろしく頼むよ。何かあれば教えてね。」


こうして明日の公開を待つのみとなった。僕としてもこれからダンジョンが公開されてどうなるか、他のダンジョンマスターがどうするか非常に楽しみだ。


「そういえば樹様、地球の人々は【スキル】を取れるようにするのですか?」

「ん?うん。そのつもりだよ。どうせ他のダンジョンマスターもするだろうしね。」

「それはダンジョンを出ても使えるのか?」

「え、どうだろう?ダンジョンのルールにそのへんは無いな……。」


どうなるのだろう。言われて見ればそうだ。ダンジョン外で魔法や攻撃系のものが使えたら大惨事ではないか。ルールにないということは使えないのか?あれ、待てよ?アルカードは外でコウモリになってたし使えてしまうのでは?すると能天気な声で「やっほーやっほー!」と聞こえて来た。顔を向けると案の定管理者がいた。


「良い疑問だね!それは僕も設定するのを忘れていたよ!僕ってばドジだねー!それに比べて樹君と樹君とユキちゃんアルカード君は優秀だね!」

「……それで外でも使えるのですか?」

「いやいや使えないよー!使えたら大混乱所か大惨事で下手したら核戦争なんてくだらないものが起きかねないからね!あ!僕は今良い事を思いついたよ!」


何だか嫌な予感がする。管理者のことだから何かとんでもないことを言い出しそうだ。


「樹君と初めてあった時のことを覚えてるかな?!」

「まあついこの間なので覚えてますよ。」

「うんうん!その時に僕はどこぞの国の核兵器を軍事施設施設もろとも吹き飛ばしたでしょ?!いっそ世界中の核兵器を壊しちゃおうかなって!」


とんでもないのとを何てこともなく管理者は言いだした。樹は返答に困ったが管理者は気にするでもなく話を進めていく。


「そうすればくだらない第三次世界大戦だとかやったとしても核兵器は使われないから核戦争にはならないでしょ!そうだねそれが良い!」


そう言うやいなや管理者は地球の全人類に向けて話し始めた。


「やっほー再びの地球の管理者登場だよ!僕は今から地球に存在する全ての核兵器を破壊することに決めたよー!でも安心してね!僕の力で核兵器以外のものには被害が向かないようにしてあげよう!僕は優しいからね!それじゃいっくよー!」


そう言うと世界各地の核兵器が破壊された。スマホを開いて見ると早速騒然としている。アルカードをちらっと見ると「官邸も今蜂の巣を突付いたような騒ぎになっているぞ」との事だ。


「これで一安心だね!まあこれで地球が放射能に侵され生命の住めない星になることはないね!良い事をしたよー!」

「ま、まあ核兵器が無くなったことによって気軽に戦争しかけるところもあるかもしれませんが……。」

「んー?!何を言ってるんだい樹君!」

「何とは?」

「君はダンジョンマスターだろう?!」

「いや、まあそうですが、それが一体……?」

「それならいっそ樹君や他のダンジョンマスターがとめるも良し!それかいっそ地球の国を支配するも良しさ!」

「……いやですが、それだとダンジョンと地球の国両方やるだなんてとてつもないことになるのですが。」

「んー?!それもそうだね!んー!じゃあどうしよっか?!まあそれは地球の国々に何とかしてもらおう!とにかく!樹君達ダンジョンマスターは地球の国を襲って支配するもよし!破壊するもよし!なんでもし放題さ!やったね!ぶいぶい!」

「は、ははは。」

「おっとそうそう!【スキル】の事以外にも他のダンジョンマスターが他のダンジョンマスターに攻撃できないってのがあるだろう?!」

「はい。あのそれについてなんですが」

「チッチッチッチッ!樹君の心配はお見通しさ!それを良いことに例えば樹君の居る日本に攻撃しても樹君にはどうにも出来ない問題があったけどね!解決さ!」

「解決とは?」

「簡単さ!日本全体に他のダンジョンマスターが攻撃出来ないようなシールドを張れば良いのさ!」

「それはユキの持ってるいるような結界魔法のことですか?」

「ノンノンノン!ダンジョンマスターが使えるものにダンジョンポイント!略してDPがあるだろう?!」

「ありますね。それを使いダンジョンを拡張したり、何より【個体特性】を持たないとは言え新たな【眷族】を生み出したり、【スキル】を手に入れて配下の魔物や【眷族】を強化したり、武器やアイテムと交換したり出来ますね。」

「そうそう!それを1つにつき1国にのみ一定期間シールドを張る事が出来るようになるアイテムをつくったよー!ちょっと高いけどどのダンジョンマスターにも特別サービスで1つプレゼントさ!しかも!通常1週間で効果が切れるものを特別に1ヶ月使えるよ!やったね!」

「それは、ありがとうございます。」

「ただし!地球の武器は普通に貫通するから気を付けてね!あくまでダンジョン関係だけさ!」

「わかりました。とりあえずのところは一安心しました。」

「ふふん!僕は出来る管理者だからね!それじゃ!明日のダンジョンの公開を楽しみにしてるよ!ばいばーい!」


そう言って管理者は消えていった。毎度嵐のように現れ去って行くが今回は特に嬉しい情報だ。ダンジョンが公開されたら早速シールドを使うことにしよう。


「樹様の心配事が解消されて良かったですね」

「うん。ホッとしたよ。」

「ですな。どうなることかと思いましたな。国に対しては管理者の言う通り力でと言うのもできるが、ダンジョンマスターにはできないからな。」

「本当だよ。ま、ただこれはこれで自分の国にもシールド使えとか言う国が現れるだろうね。」

「その時は我がその国にコウモリで向かい脅してくるので安心して欲しいな。」

「いや、たぶん国同士で話し合ってからになるんじゃないかな?それで日本には何も出来ないから、どうにかしてこっちにコンタクト取ろうとするだろうね。」

「そうですね。それでも駄目なら先ずはアルカードがその国と話し合いなり一方的に話をして貰うにしても、最悪の場合樹様はやりたくないかもしれませんが、必要とあらば力でと言うのも時には必要かもしれません。」

「そうなんだよね。はー、大変そうだ。その時は2人とも頼むね。さて、まあとにかく必要なことは終わったかな?今度こそ休むことにしよう。」


そう言って僕は一旦実家に戻り休む事にした。ユキとアルカードも一緒に来ている。近所の人は僕がひとり暮らしと言うのを知っているので外出は出来ないが2人は気にしないと言ってくれた。いずれ出掛けるのもありだろう。ただ今はゆっくり休もう。

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