終焉の街

 広い部屋で1人やることがないクリオスは自分がいる部屋を物色し始めた自分が座っていたすぐ後ろに割りと大き目な宝箱が置いてある以外は何も無かった

ひとまずクリオスは宝箱を開けて見ることにした

(ラスボスの部屋にある宝箱なんてきっと良いものが入っているに違いない)

ワクワクしながら宝箱を開けた

「ピローン!」

運営からメッセージカードが届いた


ーーシークレットジョブ特典としてこちらの宝箱には貴方(ラスボス)専用武器が入っています。良かっから使って下さい。


宝箱の中は剣が1本入っていた

魔剣:グラム

攻撃力:+3000

固有スキル:防御力貫通(相手の防御力を無視しダメージを与えられる)


「めちゃめちゃ強い!!」

クリオスは刀身が黒く禍々しいオーラを出しているグラムを装備した

「レベル上げにでも出ようかな」

 クリオスは広々とした自分の部屋を出た

部屋を出て直ぐの場所に転送陣が2つあるのが目に入る1つは99階から上がって来るための転送陣、もう1つはダンジョンから外へ出る為の転送陣だった

クリオスは外へ出る転送陣へと入ったすると転送陣が青色に光出しクリオスは一瞬でダンジョンの外へ出る事が出来た

 ダンジョンの外は黒く厚い雲に覆われて雷鳴が轟いていた。街には宿屋、防具屋、鍛冶場、薬屋が数店舗、外には数人のNPCが歩いてるだけだった

「あのー!」

クリオスは数人のNPCに話かけるも

「この街はもう終わりだ…」

「世界は崩壊に向かっている」

と言う返事しか返って来なかった。

(流石事前評価星2 だ…会話にならない)

ひと通り街を見て周りったが金持っていなかった為レベル上げも兼ねてダンジョンに挑戦する事にした


 終焉のダンジョンでラスボスの自分が自分のダンジョンに挑んでレベル上げと金稼ぎをする

いざ!ダンジョン探索へ!!

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僕だけ違う世界線なんだが 花色波紋 @pekoot

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