ポッキー、

石神井川弟子南

第1話 

ポッキーは、実は私が生まれた時代70年代ぐらいからあった。


特に珍しくは感じられないものだ。


子供のお菓子で、よもやそれが90年代に流行り出した、「大人の遊び」に変わるとは、思いつかなかった。


私が特にビックリしたのは、ポッキーの片方を男が、もう片方を女性が、口にし、徐々に食べていき、折れたら負け、と言うか、折れたらゲーム終了とゆう遊びだ。


さすがに私はやれない。私は黙って見て、何か面白そうだなぁ、と側から見ていただけだ。


あゝでもハッキリ言おう。私はそれを学内でした。大学生。1995年暮れ、私は学内の部室にいた。美術部。


男女が入り交じり、コンパらしい事をしていた。コンパと言うか、なんて言って良いのか、、、


突如、男達から、ポッキーゲームをやろうと言い出した。


女性陣は酒に酔っていたのか、良いよ、やろう、と言う事になった。

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