14.キリヤとリリアの秘密

【二章 魔剣大会編】




「全て話してもらうぞ、キリヤ」

「…………」


 レイ、ライガ、ミズキ、イツキ、チユ、フィーネに囲まれ、キリヤはレイにそう言われた。


「キリヤ様。今回ばかりは、わたくしも教えていただきたく存じます。リリア様と、過去に何があったのですか? キリヤ様は何を危惧していらっしゃるのですか? そしてーー何故、リリア様には《幼少期の記憶がない》のですか?」


 ついに、この時が来てしまった。


 今、この瞬間、キリヤとリリアの秘密が明かされようとしていた。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

アイス✳︎ワールド 〜セルフィア魔法学園にようこそ〜 詩月結蒼 @shidukiyua

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ