五という数字は
ぬまた侑
五という数字は
五という数字は
四拍子の一拍目なので、
新しい(この場合第三の)視点を
場にもたらす。
この、第三の視点、
「終わっていない」「続いている」「新しい」
ということは、
世界の広がりを、
平面から立体へ、一気に押し上げる。
教皇のカードが五番の数字を持つことは、
この辺りにも由来するのだろう。
平面的だった場の物語が、
法という世界の広がりを獲得して
「マス(mass)」、新たな塊の存在を
主観に知らせている。
この世界観は、自動的に八の大きさまで
拡充されるので、
(なぜならそれは四拍子の話だから)
ここでいう法が
どれほど大きな責任を持つものかが知れる。
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