第7話

配信が終わると雫が話しかけてきた。


「…私どうやったら下層で戦えるようになるかな?」


「少し威力が足りないように感じたから、もう少し威力が高い魔法作ったら?」


「でも今以上に強い炎っていうのが想像つかないんだよね。私より強くて同じ火属性の魔法を使う人がいたらその人にいろいろイメージについてのアドバイスについて聞くことができたんだけどな~」


「ん~。あれそういえば」


「真冬?どうかしたの?」


「一応確認だけど自分より強い魔法を見たり感じたりしたらイメージできそうなんだよね?」


「うん。たぶん大丈夫」


「それだったら明日の配信場所ここじゃなくて別のとこに変えていい?」


「別に大丈夫だよ。それにまず真冬の配信だし」


「ありがと、じゃあ明日は別のダンジョンで配信するから」


そういうと私は明日のことを考えながら自分の家に雫と一緒に帰るのだった。


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