第2話 フィアンセ

こんにちは

私はナレーション担当のブライアン

いい声でナレーションを入れていくので

よろしくどうぞ!


西の大陸マンデイ

第4の都市・キャメル


人口はそこそこで、まぁまぁ栄えているっぽいぞ!


キャメルの紹介は以上でーす




勇者マサルは薬屋の娘シノと共に、育毛剤があるかもしれない?シノの店に向かっていた




「シノさんのお店に着いたら、お母様に挨拶しないといけませんね!緊張します」


「いやいや、なに彼氏面してんっすか!」

しませんからね!」


「照れてるシノさんも可愛いですよ」


「照れてねーよ!!!!!」

(誰が初対面のハゲにときめくか!)

※個人の感想です





事は少し前

マサルがグリフォンベアの倒した後、一悶着あったようで…



「なんと美しい人だ…あなたのお名前は?」


「えっと…シノっていいます!助けくれてありがとうございました!じゃあ!」

(なんか自分で勇者って言ってるし、バーコードハゲだし、ないわコイツ…)


「シノさん!あなたに一目惚れしましたぁ!」

「私の妻になってくださいっ!!」


「無理です!ハゲは無理!」


「えぇーっ!?マサルショック!」


(うぜーっ!)





ってな事があったようで

シノの薬屋で育毛剤を買うために、マサルとシノはとりあえずキャメルに向かった






「お母さん!ただいまーー」


シノの母親が経営している薬屋は、その辺にある普通の薬屋である


「おかえりシノ」

「卵は捕れたかい?」

「…あら?お客さん?」


「こんにちはお母さん、私は勇者マサル」

「シノさんのフィアンセです」


「フィアンセじゃねーし!」



シノの母親はマサルのボケを全スルーし、とりあえずお茶を出してあげた



「うーん、やっぱりウチにはそのレベルの呪いを解く薬はないねぇ…ごめんなさい」


「うむ…お母さんの腕を持ってしてもダメですか」

「とりあえず一番高い育毛剤買います…」


「あらそう…ありがとね!」







……ピッ




「いや…お母さん、そこじゃないです」

「人の頭スキャンしないで下さい」


「あら!ごめんなさい!私ったらうっかり!」


(絶対わざとだろ!母よ!笑わせるんじゃない!)

シノは必死に笑いをこらえた




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