第7話冬の蜘蛛ひのあたる場におりにけり

 冬の蜘蛛ひのあたる場におりにけり



 冬の季語:冬の蜘蛛


蜘蛛というと夏の季語です。

“冬の”とつけることで冬の季語となります。


冬というにはあたたかいお昼間。

部屋の中を歩き回っている蜘蛛を見かけました。

あまりに、あたたかいので活動しているんですね。


あたたかく、日のあたる場所に行きたいのは人間も同じです。

初夏や初秋のように、日のあたる場所を暑く感じ場合もありますが、

気温が下がってくれば昼間のあたたかい場所は、憩いの場にもなりますね。


ずいぶん前に亡くしてしまいましたが、愛犬シェリーは、

太陽が動くのに合わせてお昼寝の場所を移動していました。

あたたかい場所が時間と共に変わっていきますものね。


室内はエアコンやストーブをつけますし、

日があたれば窓を開けていてもあたたかい日もありますから、

蜘蛛もあたたかい場所に寄ってきたんでしょうね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る