お金を稼ぐ難易度

 自分の感覚で生きていると、お金を稼ぐ難易度の差があるように思う。一般的に想像されるもので言えば、その人間が持つ能力かもしれない。学力といった基本的なもの、何かができる、作れるというように。自分の目線で社会を見た場合はもっと根本的なところにある。


 まず、欲がない。確かに何をするにもお金が必要で、いくらあっても困るものではない。このくらいの感覚だけなら一定の割合で存在するだろう。逆に言えば、お金のために動ける人間がそれなりにいるように思える。お金のために動けると言ってしまっているが、何かを欲することが基本的にはお金で解決ができるからである。これを稼ぐ難易度に絡めるなら、そのような欲を原動力にできるできないの差が大きく、先ほどの能力すらも向上させていて、結果的に欲の強さが収入と関連しているように感じる。

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