不登校キッズの異世界軌跡

短気なクソガキ

1章 異世界転生 転生前~0歳

第1話もしかして、転生?

 俺は13歳、不登校キッズを初めてもう6ヶ月だ。

 今絶賛諦めモードのいじめられっ子の変態中学生さ、俺の寄り添いどころはグラビアアイドルしかない。

 昔からグラビア撮影関係者になりたいなと夢をみていたが、今じゃあきらめてるぜ。

 俺はどうにもいじめの対象になりやすいらしい、ひどいね、うん

 最近、俺が俺でなくなっている感じがしてたまらない、なぜだろう


 それはあの日のことだった、俺はいつも通りグラビアアイドルでオ○っていたら、突然母さんの叫び声がした。

 いつの間にか目の前に、黒いマスクをした男性が立っていた、いや、俺はこの人を知っている。

 俺のことをいじめていたグループのリーダーだ。

「お、まえは、なんで、、、」

「リー○○、し○○○」

「な、何を言ってんだよ、頭おかしいのかよ」

「殺す」

「あ」

 俺は現実を受け止められなかった、まるで時が止まったように。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ、いてぇぇ」

 苦しい、息が、俺は死ぬのか、もう終わりなのか、俺は最後まで救いようがないな。 

 そして俺は死んだ。


 俺はなぜか目を覚ました、目の前にはモザイクが掛かったような誰かがいた。

 身長は180㎝でスリムだった。こんなやつはベットでハーレムだね。

 「初めましてだね」

 そう言ってこいつは多分微笑んだ。

 「なんだよお前、俺は死んだんじゃないのかよ早く寝かせてくれよ」

 「まぁ、つれないこと言うなよ、君をここに呼んだのは君を救うためさ」

 「どういうことだよ、俺は死んだし救うも何もないだろ」

 「ふふふ、異世界転生って知ってるかい?」

 「そりゃ知ってるよ」

 「まあ毎日夢見ていたからな」

 こいつは笑いながら言った。

 「もしかして転生、出来るのか?」

 「そうだ、第二の人生を歩むがいいよ」

 「すごい ありがとう」

 「でもただし勇者には気をつけろ、この世界は常識が通じない」

 「わかってるよ。ラノベで見てるし」

 「じゃあ俺はこれまでのようだ、じゃあな」

 「ありがとう」 

 段々と意識がぼやけてくる、それで僕は異世界転生を果たした。


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