底辺配信者でしたがもふもふのモンスターと合体してモン娘になってダンジョンに入ったら引くほど無双して超絶バズってしまった
猫月九日
第0話 ようこそソウルウェア・アカデミーへ
「ようこそソウルウェア・アカデミーへ」
とある学校の紹介動画が流れている。
その学校の名前はソウルウェア・アカデミー。
近年、出現したソウルウェアと呼ばれる力の持ち主を支援するための学校である。
「ソウルウェア・アカデミーは日本唯一のダンジョン島にあります」
数十年前に突如ダンジョンが世界各地の島に出現した。
人々は、物語に憧れたダンジョンの出現に喜び勇み、嬉々としてダンジョンに入っていった。
実際に宝を手にした者もいた、しかし、欲をかいて宝を手にしたものはダンジョンからタダで帰ってくることができなかった。
ダンジョンの中には魔物がいたのである。
人々は魔物に対して無力であった。
人類の武器である重火器も魔物に対しては無力だった。
魔物は外に出てくることはないが、近くに自分たちを圧倒できる生物がいる。
人々は怯え、ダンジョンに恐怖を抱いた。
そんな時に出現したのがソウルウェアという能力であり、技術である。
「ソウルウェアの方々の成長はもちろん、それを支援する人材の教育を行っております。もちろん、授業にはダンジョン探索をして魔物と実際に戦ってもらうものもあります」
ソウルウェアとは、ソウルストーンを用いて魔物を封印し、それを自分の力として取り込むことのできる能力の持ち主のことだ。
魔物の魂、ソウルを着るという言葉からその名で呼ばれることとなった。
「授業の中で手に入れた宝の所有権はもちろん、御本人のものです」
彼らは、ダンジョンに潜り、戦い宝を手にすることができる。
それが日本の、ひいては世界の技術水準を大きく上げることになっている。
今となっては、ダンジョンとソウルウェアはなくてはならないものになっている。
「ソウルウェアアカデミーは日本初となるソウルウェアのための学校です。学園では、ソウルウェアを用いた戦闘訓練はもちろん、ソウルウェアの支援や研究といった様々な教育を行っております。あなたもソウルウェア・アカデミーで一緒にダンジョン攻略をしませんか?」
そんな謳い文句で動画は終了した。
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第0話は世界観の紹介的なお話になります。
本日中に6話まで投稿、以降はカクヨムコン期間中に書き溜めてある分(50話程度)までは毎日投稿の予定です。
それ以降は現在執筆中ですので、間に合えば続けて投稿いたします。
第3話までは同時に投稿いたしますのでよろしくお願いいたします。
フォロー、ハート、星の方も是非ともよろしくお願いいたします。
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