第2話

「誤解をしておりました」


「・・・」


「冤罪が判明して、私は、私は自らしたことに気づきました」


「・・・」


ど、ど言うこと??そう言うば、さっき妹も謝罪をして居たような。


「・・・本当にごめんなさい。助けてくれたのは本当にあなただったのに、私は、私は」


「・・・謝らないで」


「・・・っ」


「謝らないでよ!!」

俺は扉を閉める。


扉の奥から声が聞こえる。


ほ、本当にごめんなさい。私は少しもあなたを信用しようとは思わなくて、私はあなたを責めてしまって


無理だ、無理だ。俺は、


「お、お兄ちゃん」


お、お兄ちゃん・・・っ、


「・・・っ、」

俺は部屋に走る。


そして、布団に入る。


何が、冤罪だよ。ごめんなさいだよ。俺は、俺はもう・・・


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