フィスト!!!〜外道に制裁を〜

天鳳 永遠

プロローグ

俺たちはあの頃、何をするにしてもガムシャラだった。

仲間と笑い合い、時には喧嘩をし、それでも一緒にいる。

だが、ある時を境にそれが出来なくなった。

とある事件を起こし、東京には居られず福岡に転校をした。

東京での俺は、所謂ヤンキーだ。

髪を染めてパーマをあて、さらに素行が悪く、チームを作り、そこの頭となり、喧嘩もした、法を犯すなんてのはザラにあった。

何かがあって、グレた訳ではない。

親との関係も良好だし、大人に嫌気がさした訳でも無い。

ただただ単純な理由だ。

仲間といる時間が楽しかっただけだ。

なんでも無い事で笑い、なんでも無い事で殴り合い最後にはまた笑う。

それの繰り返しだった。


そんな楽しい時間も必ず終わりが来る。

自分が意図した訳ではない、なんなら終わりたくなかった。

だが、自分のケツは自分で拭く、そんな当たり前のことの規模が大きすぎて皆んなと別れなければいけなくなった。

俺は東京を離れ最愛の人との悪い事は絶対にしないという約束を守り、7歳まで居た生まれ故郷である福岡県の新塚市に舞い戻ってきた。


俺は約束のため、髪を黒く染めパーマを落とし前髪が目に隠れるまで伸ばし、伊達メガネをかけた(視力はかなり良い)。

そして現在

高校1年の9月の終わり、夏から秋に変わる季節の境目に俺の新生活が始まる。


「いってきまーす!」

「はーい!いってらっしゃい!頑張ってね!」


母親と何気ない朝の会話をし、新しい学校へと向かう。

ちなみに父親はまだ東京にいる。

単身赴任って奴だ、まぁ変わったのは俺の方だが。

かなりの田舎な為、所々に紅葉が咲き乱れ。

俺はなんとなく新生活を祝ってくれてるような気がした。


そしてこれから通う事になる新しい学校、

新塚総合高等学校へと到着した。

まずは職員室に行く…やばい、道が分からない。

ここどこだ?って、グラウンドやっぱり改めてみるとデカいなぁ。


「おや?見ない顔の方がいますね?転校生ですか?」

窓の外をぼんやり見ていると突然、横から女の人の声が聞こえ、振り向く。

かなりの美人だ、髪は黒髪ロングで胸は小さいが身長が高くかなりのモデル体型でスラッとしている、胸は小さいが(大事な事なので2回言った)

顔は小顔でクールな感じの為、すこしきつく感じるような印象を与えるが大和撫子のような佇まいを感じる。

っと、見惚れている場合ではないな。


「はい、今日から転校してきたんですけど職員室の場所が分からなくて」

「あら、確かに初めは分かりづらいですよね、案内しますよ…おっと、自己紹介がまだでしたね、私は2年の野宮 楓と言います。

この学校の生徒会長をしてます。

困った事があればなんでも言ってくださいね。」


「よろしくお願いします!おれ…あ、いや僕は桜井 龍喜って言います!今日から転校してきて、1年です!」

「はい!よろしくお願いしますね!では、職員室まで案内します!」


そして、何気ない会話をしながら職員室へと向かう。

そして職員室に付き。

「今日から転校してきた桜井って言います!」

そして、1人の女性のかなり美人で巨乳の茶髪な先生がこちらに歩いてくる。


「はい、よろしくね!私が担任の多々野 綾です、工業科の1年2組を請け負ってますって言ってもまだ新人だから日が浅いんだけどね」


これから俺の新しい生活が幕を開ける。

これから起こる波瀾万丈な出来事と共に。



本日はここまでお読みいただきありがとうございます。

えー、はじめましての方ははじめまして。

どうも天鳳と言います!よろしくお願いします。

2作目なので、まだ拙いところが満載ですがどうかご愛読をお願いしますww

誤字脱字等のご指摘、ここが良かった、ここはこうした方が良いなどのご感想などお気軽にコメントください。

これからも天鳳ワールド全開で行きますのでよろしくお願いします!

では、また次回お会いしましょう。

あ、投稿は不定期ですwww


〜see you again〜







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