【火曜日 08:41】冤罪になって、他人が理不尽に傷つくところが好きになった。
少し復活したエアコン
第1話
「あ、ははっはは」
少年はある話を聞いて誰も居ない所で笑っている。
「死んでくれた。やっと死んだか、クソオヤジが」
最高に気持ちいい
オヤジは嫌いだった、最初から嫌いだった。
冤罪になってもっと嫌いになった。
ずっと自殺して欲しかった。
夢が叶った。やっと叶った
「ゆ、優君」
「・・・何だよ。今気分が良いんだよ。話しかけないでくれよ」
「で、でも、お父さん亡くなったんだよ。」
「知ってるよ」
「そ、それに、自殺なんだよ。耐えられなくなって、」
「あー、雑魚だよな。人のことは散々悪く言って、自分はメンタルクソ雑魚なんだから」
「お父さん、なんだよ・・・ねぇ、家族にそんなこと言っちゃだめだよ」
「俺は良いんだよ。そのクソから家族じゃないって言われたしなぁー、つかお前も何様だよ」
「わ、私は幼馴染だし」
「人のこと散々言っておいて、今更優しいキャラか??はぁー、マジで何もプライドも考えも、意思もない。周りに合わせて、文句だけを言う」
「・・・そ、それは」
「とりあえず、お前をみていると気分が悪い。せっかく最高にテンションが高いのに」
「・・・ゆ、優君」
俺は幼馴染を無視して、見えない所まで行くとまたさっきのテンションが戻る。
他人を追い込むってここまで楽しかったんだ。
【優君・・・本当にごめんなさい】
流石に、もう殺すまではいい。父親だけは殺したかっただけだし、
でも他の人は殺しはしなくても、恨みは晴らしたい。
あー、もうこれから楽しくなるぞ。
ー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます