面白くても読まれていないWeb小説はごまんとある
大勢の人から読まれているWeb小説は、面白いから読まれているのでしょうか?
答えは半分正解で、半分は不正解だと個人的には思います。
なぜなら、面白くても読まれていないWeb小説はごまんとあるからです。
では、面白くても読まれていないWeb小説は、なぜ読まれないのでしょうか?
答えは以下のとおりです。
▼需要があまりない設定で書かれている
Web小説が読まれるかどうか、ほとんどは設定で勝負が決まってしまいます。
例えば、男性がターゲットの恋愛小説を書いたとします。
メインヒロインが四十過ぎの不器量な女性だったら?
おそらく、どれだけ話が面白くても、男性向けの恋愛小説を好む層はスルーすることでしょう。
▼内容が小難しい
独自設定もりもりで専門用語が多い話も、スルーされがちです。読者はなるべく頭を使わず、小説を楽しみたいと思っています。
独自設定が多い場合は易しい言い回しを心がけるなど、工夫しましょう。
▼読者が嫌悪する設定や展開がある
面白いけど読まれていないWeb小説に案外ありがちなのは、アクが強すぎる設定や展開です。
例えば残虐表現。ジャンルが戦記物ならば読者も多少の残虐表現なら耐性があります。
ですが、あまりにも苛烈すぎる残虐表現は好まれません。あと、女性子供が酷い目に遭う展開も、男性であっても耐性がある人は多くありません。
Webで幅広い層に作品を読まれたいと思うなら、読者が苦手だと感じる設定や展開、表現がなんなのか、よく調べてから書くのが得策です。
▼設定はなるべく人気寄りにする
多くの人に自分の作品を読まれたいと思うなら、なるべく設定は人気寄りにしましょう。
男性向けの恋愛小説を書くのならば、メインヒロインはターゲット層の男性が好むような美しい・可愛い女性にする。
女性向けの恋愛小説を書くのならば、洗濯の手間がかからなさそうなヒーローにしましょう。
ショタや衣服が汚れる仕事をしているヒーローは、女性から好かれません。洗濯が大変そうだからです。
スパダリが愛されるのは、自分が着たものをクリーニングに出してくれるからです。
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