独自性の強い作品でも読まれる方法





よくある設定テンプレートではなく、

自分が考えた、独自性の強い作品でも読まれたい……!


そう考えるワガママな書き手は少なくありません。


実は独自性の強い作品でも、そこそこ読まれる方法ウラワザはあります。



ここで二つの裏技をご紹介します。






▼とりあえず、冒頭と最終話付近だけテンプレ要素を入れる。


初っ端から独自性が強いと、避けてしまう読者はどうしても多いです。


これは仕方ないです。一から物語の世界観を掴んでいくのって大変ですからね。


頭使いますから。


そこで冒頭と最終話付近だけ、よくあるテンプレで固めるのです。


たとえば、ガチの戦記物が書きたかったとします。

しかし、今時冒頭から戦記戦記してたら読者は避けます。


そこで主人公が、サエない元社畜リーマン転生者だったらどうでしょう?


「主人公に感情移入しやすそうだな」と思って、社畜リーマンを中心に読んでくれる人は増えます。


最終話やその付近も、そこだけ試し読みする人は多いです。


なので、最終話付近も、いかにも転生者らしいエピソードをぶち込みます。


そうすればPVが爆上がりすること間違いなし!


中盤がガチの戦記やってても、読んでくれる人はそこそこいると思います。


私は物語をテンプレで包むことを、「テンプレのてんぷら」と呼んでいます。




▼脇役に性癖をぶち込む


主軸となるストーリーや主人公は王道テンプレを貫きつつ、脇役に自分のヘキを詰め込み、本当に書きたかったことをやらせるという裏技もあります。


なかなか主人公やメインストーリーって冒険しにくいんですけど、脇役って結構自由なんですよね。


下手すると読者に嫌われたり、主人公を喰ってしまう脇役になってしまう恐れはあるんですけど、脇役に「好き」をぶち込んで、テンプレを書くストレスを発散させる方法はあります。




▼テンプレは上手く利用しよう!


テンプレ要素なんか少しも入れたくない!って人も少なくないと思うんですけど、やっぱりテンプレはテンプレになるだけの理由があって、「それが好き」って人がかなりいるんですよね。


独自性を貫きたい気持ちは分かりますが、やはり読まれるためには多少のテンプレは必要です。


逆に利用してやるぐらいのつもりでね、テンプレを上手く活用していくと、PVや評価も上がるし、執筆のモチベも上がっていくかと思います。

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3分で真似できる!カクヨムで閲覧数を増やす方法 野地マルテ @nojimaru_tin

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