2 タイトルの傾向を確認する

 自分作品の要素や傾向をチェックしたら次に見るべき点は、入賞作品のタイトル。

例えばなろう系タイトルばかりが入賞していたら、なろう系で挑むほうが入賞の確率はあがるし、逆にシンプルなタイトルの作品ばかり入賞しているのであれば、なろう系で挑むは分が悪いと想像がつく。


 しかしそれだけではない。

 どんなジャンルの作品なのかもチェックしておいた方がいい。

 

 例えばミステリーはミステリーらしいタイトルばかりが入っているなど。

 審査をしている人も人間だから、好きな傾向というのはあるはず。なので、その人が手に取りたくなるようなタイトルにするのも戦略の一つだろう。

 

 その賞でどんなものが求められているのか研究することは自分のためになる。

 

 それはこういうこと。

 企業側は、野菜コーナーには野菜を置きたい。だがあなたは肉を持ってきた。

 肉はちょっと……これが相手が求めているものと作品が合致していないという意味である。

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