居酒屋
羽弦トリス
第1話舞台紹介
ここは九州の何処かにある、居酒屋千代。
もともとは、先代の店主、千代ばあさんが切り盛りしていたが、その孫、
凛は、中学生の頃からこの店に立ち、今は立派な女将となった。
凛は今から5年前に板前と結婚して、子供は2人いる。
月曜日、店休日。昼の2時から24時まで開店している。
従業員は交代制。
この店は旬のモノが常にあり、バリエーション豊かな料理を置いてある。
この日の、予約は副市長と数名だ。
副市長は神田は、この店の長年の常連。
18時半予約。
副市長は取り分け、川魚が好み。
鯉の洗いを準備している。芋焼酎より、ウイスキー派。
この店のウイスキーは角である。
18時半。
神田と、市役所職員が5名来店した。
「凛ちゃん、子供は大きくなった?」
と、副市長は声を掛けてきた。
「お陰様で。今、保育園児で年中さんです」
「そうか。じゃ、生ビールを5杯ね」
と、神田が伝えると、市役所職員の若い衆が、
「すいません。副市長。後は私等が注文致しますんで」
一応、副市長が主役の飲み会なのだ。
板場
「豚足5人前準備出来てる?」
凛が板場に回ると、
「大丈夫だよ。後、生ビール5杯ね〜」
「OKです」
折田と言う社員は、高校生のバイトから社員となった男で、ホールと板場を言ったり来たり。
さて、今回の副市長の飲み会はどうなるのやら。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます