01.29. ぐでーん、としている

 ぐでーんとしています。はなねです。


 ひそかに目標としていた『エッセイ毎日投稿』をできておらず、ぐでーんとしております。

 おいしいものをたくさん食べて、だらだら動画を見て、ぐでーんとしております。


 メンタルに関しては、特に悪化したなどはありませんのでご安心を。ただ、ぐでーんとしているだけです。


 さて、そんな今日は早起き。


 ここ4、5日は早寝早起きなのです。

 日付けが変わる前どころか22時くらいには寝てしまい、早いと5時半に起きる生活。今日は7時前に起きました。


 顔を洗い、ぐでぐでしてから、キッチンでインスタントのわかめスープを作ります。


 塩気のあるものが食べたい時はこれです。ラーメンとは違い、申し訳程度のわかめとねぎという栄養があるので罪悪感はかなり減ります。

 本当はコーンスープが良かったのですが、棚にはインスタントのわかめスープと、同じくインスタントのお吸い物しかなかったのです。贅沢は言ってられん。


 横目で見たキッチンのホワイトボードに『イヤホン』と縦にでかでかと書かれていたので、その横に同じような字で『メタボン』と、また同じく縦にでかでかと書き足してから、いざ。


 愛用のコップにわかめスープの素を入れたタイミングで父が来ました。


「はなね、夜中ラーメン食っただろ」


 50過ぎのおじさんにしては妙にデフォルメされた顔でそう告げられました。まさかぁ。

 最近の私は早寝早起き、夜ラーなんてしない健康生活を送っているというのに。なんてこというんだ。


 そう反論すると、途端にぼやけた顔をします。なんだその顔。

 父曰く、ポットのお湯が減っていることと、お鍋がひとつ無くなっていることから「はなねが犯人だ」と考えたのだそうです。


 お湯に関しては知りませんが、お鍋はたしか昨日の残りのカレーを入れて冷蔵庫に入っていたはず。父と確認すると、ちゃんとそのお鍋は冷蔵庫にありました。


 朝から冤罪をかけられて気分落ちたので、わかめスープの自慢をします。今から飲むんだ。へへん。


 と言うと、またぼへぇと音が出てきそうなぼやけた顔で私を見ます。父親とこんなことをしていても、ただだるいだけなので、お湯をコップに入れて部屋に撤退。


 その後、朝食はパンを食べました。1枚はマーガリンを塗った上にベーコンを乗せて焼いたもの。もう1枚は卵を染み込ませたもの。


 そうそう、我が家、年末あたりにトースターを変えたのです。

 ちょっとお高いやつを買ったらしく、そのトースターで焼くだけでめちゃくちゃ美味しいパンが焼けるのです。が、高さのあるパンなどは焼けないので、そこが難点です。


 食後は祖母とお茶を飲みながら談話しました。それからちょっと経ったお昼は、茹でたパスタとやきそばソースの素を混ぜるという、なかなかにIQ低めな料理を作りました。料理は勘。


 結果、おいしかったので何より。


 夕方は新しいゲームをインストールして遊んでいました。

 友達におすすめされたもので、『私たちの最後の旅』というパズルゲームです。


 ゲーム自体はアナログ調。

 ストーリー要素は少ないですが、その内容がとっても儚いもので、アプリを開いてすぐのストーリーで胸を締め付けられました。あんなにも切ない出だしがあるのかと、感動すると同時に勉強もできました。


 ゲームの主人公は、夫に先立たれたおばあさん。おばあさんは悲しみに暮れていましたが、近くに夫の気配を感じ、その気配をたどって夫のもとまで進んで行きます。


 健気なおばあちゃんがもう、可愛くて可愛くて…泣きそうになりながらも、なけなしの頭脳を使ってゲームをクリアしていきます。


 エンディングを迎えた瞬間はもう、スマホから目が離せませんでした。もちろんハッピーエンドですが、結末はぜひプレイして見ていただきたい。


 『人生の終わり』がテーマの作品としては、ストーリーが少ないながらも最高に美しいものだと思いました。


 いつか迎えるその時が、その後が、幸せなものでありますように。しみじみとしてしまいました。楽しかったので、ぜひ。

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