11.27. 小学生、森谷はなね。
夕方にはすでに眠いはなねです。
毎日睡魔に負けては夜中に起きる生活をしています。
今日はバイトでこってり絞られてきました。
多分、精神的に。
お説教を受けたからといって簡単に泣きはしない
でも、今日はお客さんの出入りが穏やかだったのと、上司が飲み物を買ってくださったこと、他の社員さんが優しかったこともあり、終始楽しく働けました。
まかないは食べられませんでした。
食欲はあったしお腹は空いていたものの、「今食べたら絶対に戻す」という気配というか確信があったので、いただきませんでした。
社員さんが良心からか優しさからか、おにぎりを2個くれました。
しかしきのこ入りだったので、生憎きのこが大嫌いな私は食べられず、父上に食してもらうことに。
帰宅後は小さなピザパンを食べて、上司に買ってもらった炭酸を飲んで、最近ハマっているブンデスリーガの試合のハイライトを観て過ごしました。
サッカーは小学生の頃によくやったものの、それきりです。
正確なルールなんて知らないし、遊びの一環としてのサッカーだったので技巧なんてもってのほか。
スポ少にいた男の子が地味に無双しているところになんとか喰らい付いて、20分程度の中間休みはすぐに終わっていました。
あー、懐かしいな。
はなねは小学生時代、といっても人間関係のトラブルで不登校になる高学年までは、休み時間はグラウンドや体育館で運動しているような子どもでした。
ですが、ピアノのコンクールが近くなると、休み時間も返上で教室のオルガンや音楽室のグランドピアノで練習していました。
みんなが楽しそうに遊んでいる声を聞いたり、汗をいっぱいかいて教室に帰って来るのを見た時には、「遊べるの羨ましいなあ」と思って遊びの誘惑に負けそうになりました。
実際誘惑に負けたこともありますが、そんなことも今となっては良い思い出です。
そんなアクティブ少女だったはなねは、読書をしに図書室へ行くという行動は、自分から進んでやるような子どもではありませんでした。
例えば学級の活動としてであったり、学期の始めや長期休暇の折に借りていた本の返却期限を過ぎていたからであったり。
いずれにせよ、ただ純粋に「読書がしたい!」と願って図書室に向かうような子どもではなかった気がします。
しかしそんな私にも、今でも好きな小説シリーズがあります。
それは、『落第魔女シリーズ』。
『らく魔女』と略されることもあるこの作品は、あまり本を頻繁に借りることのなかった私でも夢中になって読み耽った物語です。
まだ続いているようなので、学校近くの図書館で探してみようかな。
見つけたら、手に取ってみようと思います。
また、幼稚園にいた頃から続けていたベネッセの、チャレンジタッチのコンテンツに『まなびライブラリー』というものがありました。
そこは期限はちゃんとありますが、動画やニュース、映画から小説まで見放題読み放題の場所でした。
そこで出会った作品は、今でも大好きです。
私にとっては、まなびライブラリーは学校の図書室よりも素敵な本との出会いが多かったように感じます。
小学生時代のことなんて覚えてないことだらけだと思っていましたが、こうして考えてみると意外と覚えているものです。どうでもいいことばかり。
そのどうでもいいことたちが、私という人間をつくっているのだと考えると、決まって『明日から丁寧に生きよう』と決意するのですが、達成できたことはありませんよ。
なんせ、私はいつでも雑に下手にマイペースに生きているはなねですから。
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