第2話 ハジメテの友達・ハジマリ
ここは【異能】
と呼ばれる者達が共存する世界
今日はそんな【異能】をもつ少年少女達が通う学園の入学式⋯
(*'-'*)ノはじめましてヽ(*'-'*)
俺はこの特殊異能学園【SPECIAL】に今日から入学する奇跡輪廻と申します
俺はスカウトで入学するんだけど...
正直に言おう
...俺はここに来るつもりはなかったんだ...т т
何でだろうな...家に帰ったら学園長がいたこの気持ちを...誰か分かってくれ...(*꒦ິ³꒦ີ)
まぁそんな事はおいといて!
そろそろ入学式のスタート!
俺は高等部からの入学なんだけど...
折角だし3年間..めっちゃ青春します( ̄^ ̄ゞ
「新入生の皆さん!我が特殊異能学園【SPECIAL】へのご入学おめでとうございます!私は学園長の
私自身も皆さんと同じように【異能】保持者です。正直かなり厳しい人生を幼い頃から送る生活をしていました。私は私のような子供達を守り、導きたい...そんな想いでこの学園を設立しました。皆さんの中にも【異能】保持者として嫌な思いをもつ人もいるでしょう。この学園は自身の【異能】の事を知り、成長させ、自分の誇りにする為の施設です。皆さん。どうか自分の【異能】を理解し、信じて生きてほしい。いつか必ずその力が生かせる時が来るでしょう。
以上です。新入生の皆さん、3年間の学園生活楽しんでくださいね!」
「続いて新入生代表挨拶
「はい」
ーその声はまるで水面のように透き通った声だったー
「美しい桜が舞い散る今日この日に入学出来たことを新入生一同嬉しく思います。以上です。」
「以上で入学式を終了いたします。新入生の皆さんは校門付近にあるクラス表を確認し移動してください。」
((。´-д-)ハァ-...長かったな...
そうだ!俺のクラスは...えっ?!1A!?
この学園は確か...1学年にA〜Eまでの5クラスあって...A、Bクラスは成績優秀者が割り振られるんじゃ...?...まぁいっか( ・∇・))
ー1-Aー
`・ω・´)∋|ガラッ
(あ、結構揃ってるな...あの人...さっきの新入生代表の人...何処かで見たような...?)
「さぁ皆さん席について!ようこそ!【SPECIAL】へ!私はアナタたち1-Aの担任の
「...よろしくお願いします!」
「早速だが皆には適性審査をやってもらう。今から寮前広場に行くぞ!」
「...?!今からですか!?」
ー寮前広場ー
「揃いましたね。改めて皆さんご入学おめでとうございます。学園長の蒼奏忍です。皆さんには今からこちらにあるローブに触れてもらい、どの寮に適するのかの適性審査をしていただきます。」
(これが噂の寮分けか...確か【異能】の種類で分けられるんだっけ?...でも俺結構万能型なんだけど...)
「寮は
【MONSTER】⋯異形や獣人
【MAGIC】⋯魔法や呪術を使う
【SPIRIT】⋯精霊や魔獣を召喚・使役する
【NORMAL】⋯万能型の異能
の4つで構成されています。適性審査は皆さんの【異能】の種類によって判断されます。尚選ばれた寮が合わない場合は転寮も可能ですので。...では早速始めましょう。
一ノ瀬紗霧さん前へ」
「はい」
(あの子だ...どんな【異能】持ちなんだろう...)
〈コノ者は...【SPIRIT】......〉
「オオォォォ(゚ロ゚*)(゚ロ゚*)」
「( ゚д゚)す、すげぇ…」
(あの子召喚士の子だったんだ...聞いた事はあるけど、実際に見るのは初めてだな。)
「次。奇跡輪廻さん前へ」
「ぁ、はい!!」
〈コノ者は......【NORMAL】......〉
(【NORMAL】...まぁ確かに万能型だし。妥当だな。)
「次。......」
「以上で適性審査を終了します。この後は皆さん各寮の場所へ。皆さんの後ろに各寮のTOPがいらっしゃいます。各自移動してください。」
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
(【NORMAL】のTOPは...あ、いた。)
「...なぁ!」
「Σ( ˙꒳˙ ;)...何ですか...?」
「あ、ごめん(>ω<;)お前Aクラスの奴だよな?俺
「あ、うん。俺は奇跡輪廻。よろしく剣。」
「なんだよ輪廻〜。テンション上げろよ〜。」
「いや...剣...周りみて...(ー_ー;)」
¬_¬ ( ∵)(∵ )
「...あ。...ごめん。」
「おい。新入生。」
「は、はい!」
「俺は【NORMAL】のTOPをしている3年の
「すみません...」
「反省してるならいい。次は気をつけろ。俺以外のTOPは気難しいヤツが多いからな。特に気をつけろよ。」
「...分かりました。」
「...じゃあ寮に案内する。着いてこい。」
「なぁ輪廻。...さっきはありがと。」
「なんだよ剣。...別に...友達の面倒を見るのは普通だろ。」
「(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)...輪廻ーーー!!」
˚ʚ( * ›ω‹))´꒳`* )ɞ˚
「ッわ!コラ!剣!急に抱きつくな!!」
「輪廻〜_( _ *`ω、))*` ')グリグリ」
「もぉ...(◍ ´꒳` ◍)」
「輪廻!お前は俺の親友だ!!」
「...( *´艸`)フフフ...出会って数十分で親友ってw
...まぁでも...よろしく親友。」
「.*・゚(*º∀º*).゚・*....おう!!」
次回
ーハジメテの寮&ハジメテの生徒会ー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます