(7)
冗談みたいな状況だった。
火事は、何故か突然吹き荒れた季節外れの吹雪によって消し止められた。
しかし、
対抗出来る筈のスーパーヒーローギルドや退魔師ギルドは……善良な市民の皆様の手で壊滅状態。
早い話が、魔物の巣窟と化した、この
この
「うわああああッ‼」
「やめて……」
「たすけて……」
僕は……絶叫をあげて……目の前の獲物を斬り殺す。
でも、生きる為には仕方ない。
婆ァの肉は固くて食えたもんじゃないけど……ああ……あと何日かは……柔らかい上等の肉が食える。
誰にも渡すもんか……。
この肉は僕のだ。
僕だけの幼女肉だ。
あははは……。
生でも噛み切れるほど柔らかい幼女の肉を、ナイフで切り取り、口に運ぶ。
暖い。
どこぞの
でも……幼女肉の栄養が……僕に、寒さに立ち向かう力を与えてくれる。
生き延びる……生き延びる……どんな事をしても、生き延びてやる……あははは……。
僕の為に命を捧げてくれた……この名も知らぬ幼女の為にも……。
へけけけけ……。
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