第210話梅干し湯のこと
09/03
こんにちは、仲津です。 朝から雨が降っています。
気温は下21度と下がっていますが、湿気がすごいです。 一日中は降らないようなので、そのうち止むことでしょう。
なかなかカラッとした秋晴れとはなりませんね。十曜日頃に気温が下がる予報みたいなので、すぐに寒くなってしまうのかもしれませんね。
最近、「梅干し湯」がお気に入りで、時々飲むようになりました。
梅干しは低塩のものでも塩からくて、直接食べるのが苦手なのですが、調味料として使ったり、梅干し湯にしたりすると食べやすいです。
梅干し湯は、湯飲みに梅干し1個と、チューブわさび2~3㎜くらい、醤油ひとたらし入れてお湯を注ぐだけ。
お箸で梅干しをくずして混ぜ、ワサビをよくを溶かしてから飲みます。お湯を飲んでしまったら、お湯を足してお代わりが可能で、最後に塩気が少なくなった梅干しを食べます。
昔、祖母が食後によく飲んでいたのを思い出して、飲んでみたら意外に美味しかった。 食事の時に、お吸い物代わりにしてもいいかもしれません。
私の子どもの頃ですが、午前中に来たお客さんへ祖母が出すお茶のお茶菓子は、必ず砂糖をまぶした梅干しでした。お皿などはなく、お客様の手にスプーンで盛りつけて食べてもらうのです。
今のようにお菓子などが豊富になかったこともありますが、砂糖と梅干しの組み合わせは理に適っていたそうです。
農家さんが多い地域、まだ機械化も十分でなかった頃、体を使う重労働です。
糖分は活力エネルギーに、梅干しの酸味は体を覚醒させ疲労軽減になるということだそうです。
汗をながす仕事ですから塩分補給にもなったでしょうね。大人になってから知ったことですけど。
今はさすがにそういう習慣はなくなりましたが、梅干しで、当時のお茶を思い出しました。
そういえば、当時は精米所をしていた祖父のところへ、お客さんが来たり、近所のおばあさん友だちが来て、朝から入れ替わりお茶を飲んでいましたよ。
忙しい今ならとても考えられないことですが、ある意味のんびりした時代でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます