第174話お盆の習慣今昔
08/13
こんにちは、仲津です。
部屋の外へ出ると湿った熱風が吹きつけ、ちょっと動くと汗が噴き出してきます。
今日からお盆。昨日は動かない体にムチ打ちながら、なんとか部屋と仏壇の掃除をしました。
さほど汚れているわけでもなかったので、畳に転がっていた猫のおもちゃ,
テントやトンネルを片付けて、掃除機をかけたくらいです。
ツメ跡のついている障子の張り替えは見て見ぬ振りをすることにしました(笑)
幸い、ビリビリに破けているわけではないので、今回はパスです。
お盆と言っても、来客の予定は14日のお坊さんだけで、妹はお盆を過ぎてから来るようなので手抜きしました。
今朝ほど、すでに暑い中を夫がお墓そうじに行ってくれました。
わが家のお墓は車が上がれない丘の上にあるので、昔は平気でしたが、年とってからの坂道はつらいです。特に最後の数十歩が心臓破りで、息切れが激しくなります。
お盆の習慣は地域それぞれでしょうか。わが家のお盆は昔とだいぶ変わりました。 私が子供の頃は、おそらく祖母の実家のやり方だったと思います。
13日のお墓参りは、夕方、お墓まで行かずに、お墓の坂下または途中の道端まで。気が早いご先祖さまはもう家の近くまで来ているからだそうです(笑)。道端にお線香を上げて(今はおそらく禁止です)、提灯に火を入れて戻りました。
14日、15日は夜にお墓まで行って参り、16日の朝に、お盆の飾りをかたづけて、敷き藁にくるんで川に流しました。(現在は禁止。ゴミとして出します)
夫と結婚してからは、夫の実家のやり方が混じりました。
13日の夜にお墓参りに行ってお迎えをして、14日にはお墓には誰もいなはずなので、行きません(笑)15日にはお墓まで送って行きます。
でも、最近はだいぶ省略してしまい、13日にお迎えに行くだけで、あとは自宅の仏殿で丁寧におもてなしすることにしています。
お盆って結構忙しいのです。ご近所や親戚の新盆参りに、あちこち出歩かなくてはならないので、気がつけばあたりが暗くなっていて、お墓まで行けないで終わってしまうことが多いです。そのため、いつの間にか簡略化していました。
いずれにしても、あまり宗教心などない私ですので、故人を懐かしく、そして恋しく思い出しながら過ごせれば、祖父母も父も許してくれるのではないかと勝手に思っています。
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