第165話土用丑日にウナギを食べない町

 07/25

 こんにちは、仲津です。


 昨日『ひとひら短編集』を公開しました。

 https://kakuyomu.jp/works/16818093076294865419


 すでに何人もの方にお読みいただき、☆評価もありがとうございました。

 お陰様で、詩・童話・その他ジャンルでランクイン22位スタートでした。

 ジャンル色々な短編集の場合、どこにすればいいのか迷いますね。


 昨日は土用の丑の日だったようで、すっかり忘れていました。 言いだしたのは、江戸の平賀源内さんだったと言われていますね。


 確か、うなぎ屋さんが夏にお客が入らなくて困っていたので、「土用の丑の日」の張り紙を貼ったら、繁盛したとか。日本初のコピーライターだという説もあります。


 実は、私の住んでいる町、町村合併で市になる前の地域のことですが、特に夏祭りを開催する中心街に住んでいる人達は、7月にウナギを食べない風習がありました。


 今もそうなのかはわかりませんが、以前、生協宅配のお兄さんが「町場ではウナギの予約がとれない」とぼやいていたことを思い出します。


 理由は定かではありませんが、7月には祇園祭りが開催されるので、その精進潔斎のためと言われているのががひとつ。


 もうひとつは地域の昔話です。

 神様が、このままではウナギがいなくなってしまうからと、繁殖期は穫らないようウナギ漁を禁止したそうです。


 近隣にはウナギで有名な地域があるので、昔は私が住んでいる町でもたくさん穫れたのかもしれません。

 

 でもウナギっていまだに生態がわかっていないのでしたよね。確か繁殖地もわかっていないとか聞いたような気がします。

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