第163話オペラ「リゴレット」

 07/19

 こんにちは、仲津です。

 関東は梅雨明けしたようです。今年は梅雨入りが遅かったので、短い梅雨になりました。


 先週のことになりますが新国立劇場デジタルシアターでヴェルディ作曲の オペラ「リゴレット」を観ました。


 ヴェルディはイタリアの作曲家で「アイーダ」「椿姫」「ドン・カルロ」など有名なオペラをたくさん作曲しオペラ王と言われています。


「リゴレット」は風の中の羽のようにいつも変わる女心と歌う「女心の歌」のアリアが有名ですが、音楽は素晴らしいのですが、ストーリーはいわば「胸くそ悲劇」です。(個人的感想)


 道化師リゴレットが大切にしている娘ジルダが、純粋な学生と思い込んで恋した相手は、実は遊興にふける放蕩貴族のマントヴァ公爵でした。

 色々あって、マントヴァ公爵の手下たちがジルダを攫って公爵邸につれてくるので、マントヴァ公爵は喜んでジルダを手込めにしてしまいます。

 怒ったリゴレットは復讐のため殺し屋を雇ってマントヴァ公爵を殺そうとしますが、それに気づいたジルダは恋しいマントヴァ公爵の代わりに身代わりを決意して殺されてしまいます。


 攫われて嫌な目にあっているのに、身代わりで死のうと思うジルダの気持ちがわからない(笑)


 原作は『レ・ミゼラブル』を書いたヴィクトル・ユーゴーの『王者の愉楽』という小説で、愛人をたくさん持って享楽的と言われるフランスの王様フランシス1世をモデルにしています。そのため、演劇の興業が初日で上演禁止になったという曰く付きの小説でした。


 時代的なものもあるのか、オペラには王侯貴族の横暴を描いたお話も多くあります。大抵、苦しむのは弱い立場の女性。これもテンプレでしょうね。


 歩こうチャレンジのバーチャルコース・イタリア編

 5番目の地点ボローニャ到着、次の地点ピサへ向かっています。


 少しづつ約2ヶ月続けて来られました。最初は少し歩くとすぐに腰が痛くて歩けなくなっていましたけれど、最近は痛くなるまでの時間が長くなりました。

 少しは筋肉がついてきたのかも知れません。


 ボローニャはイタリア北部の都市。中世の佇まいを残した街で、美食の街としても知られています。日本でもボロネーゼ、ラザニアなどがお馴染みです。

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