第156話母との面会
06/27
こんにちは、仲津です。
昨日、妹と一緒に、老健施設の母と面会してきました。
4年前に転んで骨折し手術入院して、退院した日に病院前で職員さんに連れられて施設に戻る母を見送って以来。コロナ禍の影響で面会できなくなって今に至ります。
食が細くなってきたと聞いていたので、どうしているのだろうか、弱っているのだろうかと心配していましたが、痩せて弱っていることもなくて、穏やかに過ごしているようすでした。
当然私達のことは娘だという認識はありませんが、名前を名乗り、母のことも名前で呼ぶとほんのりと笑ってくれました。
内容のある会話はできませんが、歌が好きみたいで、時々歌を口ずさむので、手拍子をすると嬉しそうに同じフレーズを繰り返し何度も歌っていました。
すっかり記憶を無くして、自分のことも周りのことも何もわからなくなっているのに、母の実家の地名を出すと、嬉しそうに表情が変わりました。
今は伯父も伯母も亡くなって、誰も住んでいない家になっていますが、そんなことは知らない母ですので、生家の記憶だけはわずかに残っているようです。
担当の職員さんも孫ほどの若いお嬢さんで「可愛いおばあちゃんですよ」と言ってくださったので、良くして頂いているのだなと安心しました。
15分ほどの面会でしたが、これからは時々会いに行けそうなので良かったです。
その後は、施設周辺には飲食店がないので、町にもどってから近くのファミレスで一休みしました。
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