第33話ぐりとぐら・絵本の話

 こんにちは、仲津です。


 注文していた本が届きました。

 絵本『ぐりとぐら』中川枝子・作/大村百合子(福音館書店)です。


 先日、第25話で「絵本に描かれる食べ物」という講演の動画を観たことを書きましたが、その中に出ていた絵本で、今年で誕生60周年だそうです。


 実はタイトルは知っていても読んだことがなかったのです。


 お料理好きの野ネズミたちのお話。絵は手書き風でほんわか暖かい感じです。

 絵本なら小さな活字が見えない私でも読むことができるので、しばしなごみました。


 子供の頃に買ってもらって繰り返し読んだのは、『はなのすきなうし』という絵本です。確かスペインの闘牛場にいるやさしい牛の話だったと思います。


 検索してみたら、岩波書店の子どもの本シリーズの一冊、1954年刊、マンロー・リーフ・作/ロバート・ローソン・絵でした。

 もう半世紀以上も前のことを、意外に覚えているものですね。


 もう少し大きくなってから、高校生頃に愛読していたのが、ケイト・グリーナウェイのイラストを使ったマザーグースの本。


 ケイト・グリーナウェイはイギリスのビクトリア女王時代の画家なのですが、当時の子どもたちのようすを描いた絵がマザーグースの詩に添えられていました。


 当時大好きで、破れるほど繰り返し読みましたが、今は手元にありません。捨てた記憶はないのにどうしちゃったのか。


 検索したら新書館というところから三巻出ていて、中古品は500円くらい、新品は2500円くらいで古本屋さんで売っていました。

 中古でもいいからまた手元に置きたいなと思ってしまいました。


 絵本は大人になってから読んでも楽しいものです。

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