ギリギリ読書の秋なので、オススメ漫画三選
タヌキング
読書の秋、漫画を見よう
タヌキングの本棚は漫画で溢れ返っている。定期的に読まなくなったものを売りに行ったりしているが、気に入っていて簡単には売れない漫画も多くある。そんな中からオススメ漫画を三選紹介しよう。
働かないふたり 作者:吉田 覚
初めは何となく買った作品だった。おそらく、自分の中に働きたくないでござる精神があるせいだからと思う。
この作品は二人の働かない兄妹がニート生活を有意義に過ごすさまを描く作品であり、バカらしいながらも心が温かくなる作品である。
周囲の人々も働かない二人に感化され、人生がちょっとずつ楽しくなっていく様が実に良く、現実に働かない二人が居て、私の隣の家に越してこないかな?願ってしまう。
30巻ぐらい出ているので見るなら電子書籍がオススメ。
それでも町は廻っている 作者:石黒 正数
同じ作者の作品で【天国大魔境】も良いが、私的にはそれ町が推せる。
探偵に憧れる主人公の女子高生、歩鳥(ほとり)ちゃんが、非凡な推理力を使って商店街の事件を解決したり、トラブルを巻き起こしていく漫画。
商店街の人々やクラスメート達、学校の先生などキャラの立った人々が出てきて、その人たちが織り成す物語がクスリと笑えてしまう。
時にしんみりさせられる話や、奇々怪々な話もあり、多方面から見ていて面白い。
最終話まで見ると、もう続きを見れなくなるのが辛くて喪失感が半端では無かった。
尚、この作品は基本は一話完結の形を取っており、時系列が話によって違うので、その辺を時系列通りに整理するのも楽しみの一つである。
アニメにもなっており、初見の人はそこから入るのも良いんじゃ無いだろうか?
オープニングを歌うのは我が女神である坂本真綾さんである。
空が灰色だから 阿部 共実
「私は私でいたいから本当の絵を描いた」
上の台詞はこの漫画で私が最も衝撃を受けたシーンの台詞である。
【空が灰色だから】はタイトルの通り、少し灰色の人生を送る人たち(主に女子高生)の生活をオムニバス形式に一話完結で描いている作品である。
楽しい話もあるのだが、基本的には暗くて鬱展開が多くモヤモヤする。だがこのモヤモヤ感がクセになり何度も見返したくなるのである。
たまに入っている怖い話は本当に怖いので苦手な人には勧められないが、キャラの絵は可愛いので、鬱作品にしては見やすい作品かとも思う。
全五巻なので見る分には時間も掛からない。
さてこれにて漫画紹介を終わるが、最近では電気書籍で漫画が見れるので、読者の中には私より漫画を見ている人も多いだろうから、紹介するのもおこがましい気もする。
まぁでも、私の紹介文を読んで、この漫画を見てみたいと思っていただけたら、これ幸い。
ギリギリ読書の秋なので、オススメ漫画三選 タヌキング @kibamusi
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