全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
第1話 異世界転移
俺の名前は、
年は17歳の高校二年生、身長は175cm、体重は62kg顔はまぁまぁイケメンだと自負している(自意識過剰じゃないよ?多分)
街中を歩いてると「あの人カッコよくない?」とちょいちょい小耳に挟むぐらいにはイケメンだと言っていい。
まぁそれは置いといて、自己紹介の続きをしよう。
学校での俺は勉強がまぁまぁできて、スポーツもまぁまぁできるいわゆる平凡と言うやつだ。
趣味は小説やアニメを観ること。
学校では趣味のことは数人以外には打ち明けていない、いわゆる隠れオタクと言うやつだ。
まぁ自己紹介はこれくらいにして、今日もいつも通り学校にいくと言う面倒くさい使命がある。
本当なんで学校なんか行かなきゃならないんだろう、小説みたいに異世界転移でもすれば行く意味があると思うんだけどな。
現実逃避はこの辺にして、そろそろ下に降りよう。
ガチャッ
リビングのドアを開けると朝食を用意している美少女がいた。まぁ妹なんですけど
「あ、お兄ちゃんおはよう」
妹の名前は、佐田 美菜
中3で年は15歳、容姿は、肩まである綺麗な黒髪に大きくて黒い瞳、顔は物凄く整っていてめちゃくちゃ可愛い。先程も言ったように美少女だ。
そんな超絶美少女の妹に俺も挨拶を返す。
「おはよう美菜、今日も可愛いな」
「もうお兄ちゃんたら、照れるからやめてよね。それよりお兄ちゃんもうすぐ朝食できるから座って待っててね〜」
「毎日すまないな」
「いいよ別に、私が好きで作ってるんだから。あと謝るんじゃなくてありがとうって言ってくれた方が嬉しいな」
「あぁ、いつもありがとうな」
そうして朝食を食べ終え、学校へ向かうために玄関に行く。
「お兄ちゃん、いってらっしゃい!」
と満面の笑みで言ってきた。
(あぁ、この笑顔みてたら今日も一日乗り切れそうな気がしてきた)
「いってきます」
ガチャッ キィィ
バタンッ
玄関にを出て学校に向かう、いつも通りの通学路を歩いて行き、30分ほどしたら高校の校門が見えてきた。
「さて、今日も一日頑張るか」
そう独り言を呟きながら校門をくぐって学校に入る。
クラスに着くとまだ早い時間だからかあまり人は来ていなかった。
時間が経つにつれ徐々に人が集まり始めて来た、そこで一人の人物が大声で教室に入って来た。
「おっはよう!」
そして俺の方へダッシュで近付いてくる。
「おっはよう!光希!」
「あぁ、おはよう」
「あれ?なんかテンション低くね!?」
「逆にお前はテンションバカみたいに高いな、朝からようそんな大声だせるわ」
「いやこんなぐらい普通でしょ!?光希が低すぎなんだって!」
このバカみたいにテンションが高いこいつの名前は、伊波 道久
まぁ見ての通りバカだか何だかんだ面白い奴だ。
こんな風に道久と会話をしているとドアの方から一人のイケメンが入って来た。
「やぁ、みんなおはよう」
この爽やかな挨拶をしたイケメンの名前は神野 大機
学年一のイケメンで何もかもが高スペック。
勉強は出来るし、カリスマ性もあって、スポーツも一度見ただけで完璧にこなす、完璧超人だ。マジでどこの黄○亮○だよ。
小説だったら圧倒的勇者の立ち位置の人間だ。
「きゃー!神野くんおはよー!」
「今日も神野くんかっこいいー!」
クラスのモブ女どもが騒いでいる。
(朝からマジでうるさいなぁ〜毎日その奇声聞かされる身にもなれってんだ、まったく)
そんな感じで取り巻きが騒いでいると前のドアから担任が入って来た。
「皆さん、おはようございます。 今日も元気ですね。」
先生の名前は 吉野 美咲
年齢は大体28〜35ぐらいだと思う。 容姿は茶髪のショートボブ、瞳の色も茶色で年齢にしては相当若く見え相当可愛い。雰囲気はなんかポワポワ、フワフワした感じでなんか可愛らしい。まぁ年齢はそこそこいってるんですが、
ゾクッ
(なんか悪寒がしたが、、、気の為だ、気の所為に違いない)
先生を一瞬見たがめちゃくちゃ笑顔だった、その笑顔がまた怖い。
「はーい、ショートホームルーム始めますよ〜皆さん席に着いて〜」
先生がそう促すとクラスの面々が席につきショートホームルームが始まった。
「今日は全校集会があるので皆さん廊下に並んでくださーい」
しばらくしてそう言い出した。
あれ?今日全校集会なんてあったのか、忘れてた。
まぁいいか取り敢えず並ぼう。
廊下に二列で並んで全校集会が行われる体育館へ向かう。ちなみにこの学校の全校生徒の数は450人 ABCDEクラスと、3学年5クラス30人となっている。
体育館に着き、しばらくして校長先生の挨拶となった。
「皆さん、おはようございます」
と言いそれから長話を始めだした。どこの校長もなんでこんな長話が好きなんだろうか?と考えていると…
「ん?」
地面が揺れていることに気がついた。
「何だ?なんだ?」
「地震か?」
「結構でかくね!?」
周りの奴らも気づいたようだ。
「皆さん、静かにまずは冷静に落ち着いてください!」
校長先生がそう言った直後
「なんだこれ!?」
「なんか光ってるぞ!?」
なんか体育館の真ん中の方が騒ぎだし、俺はそちらの方に目をやる
(なんか光ってるな?なんだあれ?)
何かわからないため立って見てみる
周りも俺に合わせて立ち、そちらの方を見ている
(あれは魔法陣!?これはもしかして…)
「あれなに!?」
「あれって魔法陣じゃね?」
「やっぱりそう思うよな、なんかめっちゃ光ってるし」
「これはもしや異世界転移!?ぐへへへ」
周りも体育館の中央を指差し騒ぎ始めた
正直地震のことなんて気にせずみんな魔法陣に釘付けになっている。
「静かに!!皆さん落ち着いてください!」
校長先生が呼びかけるが一向に静かになる気配がない。
そりゃそうだこんな異常事態混乱しない方がおかしい
「みんな静かに!一旦落ち着こう!」
神野が呼びかけるが一向に落ち着く様子がない。
そんな感じでガヤガヤ騒いでいると魔法陣の光がどんどん強くなっている。
「きゃー!怖いよー!」
「怖いよー家に帰りたいよー」
「ママ〜助けて〜僕まだ死にたくないよーママ〜!」
みんながパニック状態になってる中、光はどんどん強くなっていき、体育館全体を光が包み込んだ。
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