第2話 俺たちの街AKIHABARA
秋葉原は今回はたまたま、普段は使わない改札から外へ出たのですが、ちょっと駅が変わりましたか? なんだかんだでその改札しか今回は利用しなかったので、判然としませんが。さて、秋葉原で印象深いのは真っ先にラジオ会館へ行って四階のTRIOへ行ったのですが、帰りにエスカレーターを降りていくと、三階のあみあみというお店のフロアで、明らかに場違いな七十代かそれ以上のおばあさんを目撃したことで、いちゃいけない理由はないですが、孫を連れてきたのかな、と思いつつ、変な浮き方をしてて、ちょっと可笑しかった。
それにしても、秋葉原にはいろんな人がいて面白い。外国人がものすごく大勢いて、自分が日本にいるとは思えないほどだった。それもやっぱり悪くないし、むしろそれくらい開かれていた方がいいと思う。
まったくの個人的な感覚ですが、地方ってすごく締めつけが強いというか、内と外が明確なんですよね。なので秋葉原にいるような外国人と、地方にいる外国人はまるで違う印象を日本に持つと思う。もっと言えば、秋葉原で日本語を勉強したいと思う外国人がいたとしても、仮にその人が地方で勉強しようとか思ってしまうと、まったく違う日本の様相に愕然とすると思う。それくらい、秋葉原の外国人の自然さ、それに対する日本人の態度には、驚かされた。
しかし、秋葉原というのは不思議な街です。オタクカルチャーがあれだけ表出していて、それなのに何の違和感もない。誰も眉をひそめない、むしろみんなオタクカルチャー目当てで集まっているのは、ある種の奇跡だと思う。
その点に感動したし、秋葉原って度量が広いな、と思いましたね。
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