第6話 推しを推す私を推したい

私地方住みなんですけど、

まあ都会でのイベント多いですよね。

だから、今までほぼほぼ諦めてきたんです。関東でのLIVE、舞台挨拶、限定SHOP、あれやこれ。


でも、今回思い立ったのです。


いや、行けるんちゃう?

お金めっちゃかかるけど、時間もめっちゃ使うし、家族にも協力してもらわなきゃだけど、絶対ムリではない、、、。


行けるんちゃう?


と思って申し込んだんです。舞台挨拶。


そしたら、チケットご用意できませんでしたって来て。


あぁ、、、やっぱり欲張り過ぎか。私には。


と思ったんです。


と思ったんですけど!!!


昔の私は、実は、LIVEに行くとか、舞台に行くとか、自分のために時間を割くこと、お金を使うこともムリと思っていました。


私なんかにと。


諦めていることすら気付かず、

自分が望んでいることにも気付かない毎日だった気がします。


それをぐるんっと変えてくれたのが、推しなわけです。


今まで、私にはそんな贅沢ムリだと思っていた事も、

ちゃんと望んで掴みに行って良いと自分に許可できるようになったのです。


今までの人生の中でこんなに自由なのは初めてかもと思えるほどに。


それなのにまた、欲張り過ぎか、、、と思ってしまっているのかも!?と。


本当に行きたいのかな


でも、本当に欲張り過ぎなのかな


でも、お金かかるし、


他に使いたいことが出てくるかも


でも、行きたいって思ったなら次のチャンス掴みに行けばいいじゃん


でも、外れたってことは諦めなってことかもしれないし


いや、でもでもでもでもって脳内がうるさすぎる!!


という状態が今です。


本当の気持ちが全く見えない。


遠慮や不安や自己嫌悪でなんにも見えない。


本当の気持ちがどれか分からない。


けど、今決まりました。


やらずに後悔したくない


ので


週末の一般応募でチケット買います!先着!!がんばる!!


私は推しを推す私を推したい。

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