貞操逆転したようなのでとりあえず女を叩く

やまいし

第1話 女ってこれだから・・・

SNSで『女性を性的消費するな』とツイートして騒ぎ立てる女っているよな。

それに同調する大して可愛くもない女も。

それを見て仲間がいる=自分は間違ってないという思考になっていつの間にか自分は女性の人権を守るとかいう頼んでもいない正義感に駆られる女も。

ついでに矛先を三次元だけでなく二次元に広げて一方的にオタク文化を非難する女も。




「本当、女ってこれだからな」


騒ぎ立てているのはどう見ても被消費率が低いだろう女達だ。

周囲の人は気付いてるぞ、それがモテないコンプレックスの裏返しだって。



モテる女は今この時も楽しく青春しているだろうよ。




面倒なのは自分のフォロワーにいる女に『女性に対して真摯』をアピールするためか、それとも本気でそう思っているのか知らないが、一定数存在する女性絶対擁護マンの存在だ。


騒ぎ立てるような女はこれを大衆の意見だと勝手に誤認して自己優越に浸る。



「浸る前に鏡を見ろよ」と俺は言いたい。





さて、こんな感じで女に対する不平不満を零しまくっているお前は一体誰なのか。

他人を非難できるほど優れた人間なのか?って思うだろう。



そんなわけ無いだろう。

本に優れた人間ならツ◯ッターなどやらぬ(暴論)。



俺は唯の何処にでも居る無職で20歳の童貞で、唯一の趣味が先のように暴走しているモンスターを成敗することだ。某◯ちゃんねる創設者のように優秀とは行かないものの、これまで数多くの女達を正論で論破してきた功績がある(自称)。



そんな俺も実は悲しき過去が産んだモンスターだったりする。

(以下経歴)

幼少期

:好きになった女の子に話しかけるも『来ないでっ』と子供故の嘘偽り無いパンチを放たれ涙目。

少年期

:挨拶をすれば返して貰えるくらいには成長していたが決して向こうから話しかけられることはなく、虐められなかっただけマシと自分を慰める。

青年期

:恋愛に飢えていたが女性に触れることさえ出来ず二次元で誤魔化したものの孤独を感じて精神を病んだ。



そして出来上がったのが俺である。




はい。




俺には恋愛したいとか女が欲しいとか言う欲はなく、唯残るのは女を叩きたいという欲のみ。あ、もちろん物理じゃない方ね。そっちは捕まるから。女怖いし。



そんな所謂弱者な俺だけど環境が変われば性格も変わるようで、この世界の貞操観念が逆転し男がめっさ少なくなったことで、配信者的な活動をしていたりする。


もちろん『女に幸せを届けるために』・・・なわけ無く、労働に勤しむ女に税金生活している俺がアリガタヤーするだけだけど。




おっ、そろそろ仕事終わりの時間だし女どもを一叩きしてくるか。




『はろはろ!仕事お疲れ!!いや~今日も皆の稼いだお金で生きてます!!アイス最高ー!!』








  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る