第30話

「この事件を解くカギは

ぺスのAIだな」

「ワン」

ぺスは困り顔である。

「ぺスのクローンAI。大量に複製された

ぺスが地球の命運を握っている」

「くうーん」

「あなたぺスが可哀想よ」

ミオが助け舟を出した。

「ぺス、立ち上がれ地球のために」

「そうよ、ぺス。浮気してる場合じゃないわよ。

しっかりしなくちゃ」

「くーん」

ぺスは汗汗汗。

「そう、大量に複製されたぺスをやっつけるために

私たち白馬の王子様軍団は作られたのだ」

白馬の王子さまはあくまでも前向きである。



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