第26話

「白馬の王子様AIミオの前に現る」

「どういうことですか、ぼくじゃ、

不服だってことですか」

「ゴメンナサイ」

ミオが正しいクンに素直に謝った。

「わたし、今でもハクバノ王子サマを待ち焦がれてるの

、だから、アナタとは結婚できない」

「そうですか」

正しいクンが涙を零した。

それは光り輝くように美しかった。

「マクドにでも行きませんか」

「ええ」

ミオが従った。

「ビッグマックおいしいですよね」

「今はいろんな種類が出ていますわ」


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