第11話

「その三鷹君と」

「ホイ」

「漫才コンビを組みたいんです」

ミオが直談判した。

「世界最初のトライアスロン

漫才コンビ」

「ま、世界最初かどうかはわからんけど

珍しいわな」

インストラクターも渋々、乗り気だ。

「そこにアイスクリームをミックスして」

ミオがそういうと、

「ちょっ、ちょつ、ちょつ、、それは

どういう意味」

さすがに訳がわからないように、インストラクターが

聴きなおした。

「いえ、アイスクリームをミックスしたいなあ

とそうチョツカン的に思っただけです」

「直感的にそんなことを思うな」

インストラクターが汗を拭いた。



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