第5話 中央都に行こう!

第5話 中央都に行こう!


2人は握手をした後少しずつ歩きながら話していた。


「この世界の歴史を調べたいんだが・・どこかにそれが分かるもんはあるか?」


「それなら中央都に向かいましょう!そこなら沢山本がありますよ!」


「OK!・・・で中央都はどっちだ?」


「今歩いてる方と逆です!」


「マジかよ!?てか今までどこに行こうとしてたんだよ!?」


「こっちは私達、妖精族の領地『クロムウェル』への道です。一度そこで準備をしようと。」


「なるほど・・・なら準備を優先するか。」


「はい!」


2人は一度クロムウェルに行くことにした。


「・・・・」


「中也様?どうされましたか?」


「・・え?あ、あぁ。少し考えごとしてただけだ💦」

(俺は一応勇者認定されてる訳だよな・・・てことはどっかにラスボスがいるのか・・そいつをブッ飛ばせば帰れるのか・・?女神ウルズはなんて言ってたか忘れちまったし・・)


中也は現世に戻れる方法を考えていた。

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 天界ではウルズが様子を見ながら独り言を言っていた。


「いいわ、このまま行けば彼はきっとこの世界のに近づけるかも。でも、その前に彼がここに来なければ良いけど・・・」

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 妖精族の領地クロムウェルについた。


「ここが・・・クロムウェル。煌びやかなとこだな。」


「はい!ここが私たちの国です!」


「ここで旅の準備をするんだよな?俺、お金持ってないぞ💦」

(お金ないってなると捕まるんか・・?どうするか💦)


「その必要は無いですよ!私が持ってますから!」


「マジ!?助かったよ💦」


中也たちは準備のための買い物を始めた。

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