第2話

私は貰ったパンツの匂いを嗅いで、すっかり匂いにフェチになって居た。


ーーー


「えー、春ちゃんって男の人の匂い好きなんだ!!」

秋ちゃんはテレパシーを使ったのか奇跡的に昨日私が目覚めた性癖をバレて


「優くんのパンツの匂い嗅いでたんだ変態じゃん!!」

バレた。と言うかそのことで煽るつもりだったのか!!


「えっ、俺の匂い好きってこと??いいよ嗅いで」

そして、優君はこっちに来て


「流石に下半身はまずいから」

いや下半身って問題


「下半身って問題じゃないでしょ」


秋ちゃんは今回はちゃんとツッコミが入った。


そして、優君は脇を私の顔に寄せて来て、


やばい、程よく臭い、でも、癖になりそう


「どう、いい匂いかな?」


「はぁーい」


「はぁ?」

やばい、秋ちゃんに睨まれた。思わずとろけて言ってしまった。いやでも、


「あの、優君」


「どうしたの?」


「もっと嗅がせてください」


「ちょ!!」

私は秋ちゃんの恐怖より、欲が勝った。


「いいよ」


ーーー

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る